小雨

■小雨

 今日も朝食後近所を歩く。高校の近くを避けて約30分の歩きになる。傘を持って出たが、戻る時に小雨が降っただけであった。

 家人を職場に送り、セカンドオフィスへ向かう。やはり平日は空いている。自分が二人目の店内客であった。電源のあるカウンター席は空いていたが、今日はテーブル席にした。眠るためである。

 子供を送った後、迎えは15時と確認し、昼食の準備である。

 今日は、前回失敗した味噌ラーメンの2回目である。手打ち麺はあるので、スープである。いろいろ考えた後、味噌は2種類ブレンドして合わせみそにし、市販の出汁も追加で入れた。野菜は昨日あらかじめ作って保存してあったが、半分ほど昨日の夕飯の一品に使われてしまった。野菜が足りないので、モヤシを追加する。

 添え物として、タケノコと油揚げの煮物を付けた。

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 見かけはいつもと似ているが、問題は味である。恐る恐るスープを一口飲む。その瞬間に電流が走ったような気がした。店のに比べればまだ劣るが、十分食べることが出来る。ほぼ完成である。まかないで気を付けなければならないことは、いつでも手に入る食材で作らなければならないことだと考えている。どこどこ産の味噌だの、なんとかいう塩などを使っては意味がない。2回目でほぼ完成の味になった。この結果をスマホにレシピとして記録した。

 タケノコもまだ味は染みていないが、十分柔らかく食べることが出来た。

 昼食後はマストの昼寝である。子供の迎えまでひと眠りしようとした、その時であった。スマホが鳴る。なんと、知人のTさんからで、今から花を見に行かないかということであった。外は小雨である。そういえば、前回天神山に行ったがシャクヤクがまだだったことを思い出し、14時半まで戻るという条件で迎えにきていただいた。

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 五分咲きといったところか。これで満足である。

 今年は、いい花を見ることが出来ており良かった。花を見て、和む心をいつまで持ち続けて居られるだろうか。

■「とりあえず、本音を申せば」(小林信彦著、文藝春秋、2021年)を読む。

「~“スター・ウォーズ”~“ジェダイ”という言葉が、日本の時代劇からきている~」

「本屋をのぞかない生活がつづいていた。」

「何でもかんでも“責任取る”ウソつく以外に何が出来る」

「日本の国力は一時にくらべてはるかに低下している~」

「~自分の地位を守るためには、他人を傷つけることを辞さないのだ。」

「おかしいのは自分の立場が怪しくなっているから~」

「年齢の近い人の死亡記事を見ると、つらい。」

「子供のころからツジツマを合わせるのだけうまかった人というのは、社会人として失格だと思う。」

「真の力とは恐怖」

「自分のことを天才と言ってのける神経。本当にこの人は大丈夫なのだろうか」