さわやか

■さわやか

 今日は家人は休みなので、朝一でセカンドオフィスへ向かう。玄関のドアを開けたとたん、さわやかな風に包まれる。思わず、”♪さわやかな 君の気持で 歩いた ときには 先が見えなくて~”が出る。

 今日は珍しく、常連さんが4人フルに揃った。長らく見えなかった方は、仕事が忙しいようで、最近30歳ほど下の彼女と3泊4日で広島岡山方面へ旅行されたというので、スマホの写真をめくりながら楽しく話されていた。

 いつも見るおばあさんが大声で話している。ちょうど連れがいたようで、まだ68歳なのでおばあさんとは言わんで欲しいとくどいていた。どっから見ても立派な老婆である。

 数日前も、彼女をねぎらうために、ランチをごちそうしたとのこと、2500円ほどの安いランチだと言う。皆楽しく聞いていた。そうして、自分の近くの喫茶店に自分がいるかどうかチラ見したも聞いたので、さっそく確認に行こうと決めた。

 昼は、まあ決まっていた。いつも行くスーパーは今まで挽肉なら100gほどで売っていたが、最近250g単位になっている。そして、賞味期限が翌日のものが半額になる。自分はこれを目当てにしている。ラーメンでは50gほどしか使わず。100gでパッキングされていれば、今日と翌日で使い切れるが、250gとなると困るのである。そこで、これまで挽肉は味噌ラーメンだけであったが、レパートリーを増やさなければならない事態になった。そこで、新しく麻婆ラーメンと担々麺に挑戦することにしていた。まあ決まっているというのはこういう事である。

 初めてなので失敗覚悟で作って見た。麺は今日もなかなか伸びてくれない。なんとか作った。問題は味である。まかないなので、見た目は二の次で味が一番である。

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 最初は、スプーンで豆腐を食べたら、暑くて火傷しそうであった。麺はまあ普通であった。味は、辛い。すごく辛い。これは、豆板醤を入れすぎたためである。そうして、隠し味で入れていた味噌が隠れていない!味噌の種類も変えなければならない。味噌ラーメン用に2種類用意してある。それでも、全部食べ切った。人には食べさせられないが、まかないで初めてであればまあ我慢の範囲であろう。ネギも入れ忘れたね。

 その後、辛さはスーッと消えてさわやかな後味が残った。

 食後はマストの昼寝である。15時に洗濯物取り込み指令が発出されていたので、それまで時間があるので、時計バンドを直すことにした。糸で括り付けたが取れてしまった。そこで、針に少し太い糸を通す。この針の穴は大きくて直ぐに通る。今度はわりとしっかりと括り付けたら、問題ないようだ。取れたら直すだけのことである。

 森林インストラククター協会からオンライン研修の案内がきたので、タイトルもあまり確認せずに申し込む。一日で定員に達したというメールが届いた。

 15時に常連さんがチラ見した喫茶店に向かう。今日は休みであった。毎月最終日曜日は休みであった。それなら、300m先のコーヒーショップに向かった。ありゃ!ここも休日は休みになったのであった。そこで、マックドに向かった。ここで、充電しながらイヤホンをしながら音楽を聞いた。

 帰りもさわやかな風が吹いていた。歩数は1万5千歩ほどになった。

■「ベスト・エッセイ2020」(日本文藝家協会編、光村図書、2020年)を読む。(その2)

「~“社会の役に立たない人間”は無駄な存在なのか?」

「心でペンを殺すな」

「~まず願望すること、願望を持つこと、願望に正直であること~」

「~日頃からよくブラッシングして口のなかを清潔にしておくことがとても大事~」

「古新聞の再読は、それほどおもしろい。」

「つまり古典というのは、いいものが揃っていて、ほぼハズレがない。」

「著者が読者に期待するのは豊かな読書の時間だ。」

「ふつうの人間の社会では読書はむしろ悪徳とみなされ~」

「強欲化した資本主義~」

古代エジプト人にとって、今、生きているこの世は過ぎ去るもので、本番の人生は来世なのだ。」

「~詩そのものはお金儲けとは関係のない場所で始まらない場所で始まらなければならない。」

「袋入りのうどんも乾麺も、量が減っているの。」

「成長を、承認を、求めすぎることが息苦しくなっている現在~」

「~もっと、軽々しく働く、あるいは、働くのを辞める、そんな社会こそがいま求められているのではないか。」

「人は退屈から逃れるためだけに働いているのだ。」

「死がなければすべての深い情緒は希薄になるか消滅する。」

「人間は死により、AIに対して絶対的優位に立っているのだ。」

「~確かに団塊の世代が働き盛りだったころには巨大な労働資源であり、リタイアすると巨大な廃棄物になってしまう~」

「最近は農業を志向する若い人たちがたくさん出てきました。」