混迷

■混迷

 昨日の夜で、子供のお古である新しいパソコンへの移行がほぼ終わった。今まで使っていたパソコンは電源を入れても何時間も立ち上がらない。強制的に電源を切って再起動させるが、画面が真っ黒である。3回ほど繰り返したら、やっとデスクトップ画面が出てくれた。何か、もう息も絶え絶えでお払い箱になることを感じているように思えた。

 そして、新しいパソコンのことを知るために図書館へ向かう。朝7時過ぎに徒歩で向かう。なぜか、出会う人々は傘を持っている。自分の観天望気では30分は持つと判断したので傘は持っていない。ちょうど中間地点まで来たときに、薬を忘れたことに気が付く。そこで、戻る。帰省している三番目はまだ寝ており、昨日は戻らなかったようだ。家人は休みなので送迎は問題ないだろう。再び歩くが、汗が出てくるのと、信号待ちしているバスが見えたのでバスにした。バスの中は若い会社員でいっぱいである。立って吊革につかまった。しかし、この年寄りに席を譲ろうとする人はだれもいないのかっ!

f:id:zen_chi:20190729185042j:plain

 図書館開館まで2時間ほどあるので、セカンドオフィスに入る。今日は、モーニングにする。これは、薬を服用するためである。ほぼ満員であったが、8時を過ぎるとガラガラになる。最近は、パソコンを使えるセカンドオフィスを探すことに時間とお金を投じている。この店は、メールで申し込むとゲスト用のWi-Fiのパスワードを知らせてくれる。パソコンにパスワードを入力したら、繋がった。ところが、自分のホームページを検索したら「このサイトは安全ではありません」というメッセージが表示されるではないか。そうか、自分のホームページは世の中の基準に照らして危険だというのか!と愕然とする。確かに有用ではないことは認めるが、世の中にはもっと過激なことを書き散らしている人がいる。そして、この店もパソコンが使えないことが判明した。それなら、メールチェックしようとメーラーを立ち上げようとしたら「この接続ではプライバシーが保護されません」と表示されて進まない。ますます混迷を深めるばかりである。これで、今日の予定は10時前に完全に崩れ去った。

 昼近くになったので、向かいの図書館に向かう。パソコンの棚が分からず司書さんに聞いたら、とんでもない場所に案内されたが、ちゃんと目的の本があった。さっそく、近くの閲覧場所でパソコンを開いて確認しようとすると、二つ隣のご婦人から、「ここパソコン駄目なんです」と注意され、パソコンコーナーへ移動する。嫌な思いをしたね。言い方ってものがあるだろうに。この本は借りる予定はないので、ここで済ませてしまおうと読んでいくと、無料ダウンロードがある。しかし、これは念のためである。なんか、分からなかったね。だいたい、トラブル事例がないのは困ったものだ。もっと上級編が必要なのかね。

 昼を回ったので徒歩で帰路に着く。もう完全に夏である。♪夏、夏、夏、夏 ココナッツ~である。昼ご飯は、熱いラーメンを作る。いつものやつである。大きめのにんにくをスライスし、野菜230gと肉100gと生シイタケである。最後にコーンをたっぷり乗せれば出来上がりである。最近、生ラーメンに味噌味を置かなくなったので、インスタントラーメンにしている。生風なので結構いけて安い。

 そして、昼寝である。夕方、家人をホテルに送った後、反対車線の歩道で倒れそうになっているご婦人を見かけた。しかし、どうすることもできない。しきりに頭を振っている。まあ、この通りは人出があるから誰かが手を貸すだろうと期待しながら車を走らせた。

■「狭い道」(山尾三省著、野草社、2018年)を読む。

「本当に楽しい仕事をしなければならない」

「やさしさに徹すること」

「働くこと、仕事をすることと、労働との間には、確かに異なるものがある。」

「人生というのは、自分の本当に好きなものを見つける作業であり~」

「チェーンソーを長期間使い続けると白ロウ病にかかる~」