■温泉
今日は休みである。なんとなく疲れを感じるので、温泉へ行くことにした。思えば、退職した時に家人から温泉券を数十枚プレゼントされ、まだ残っている。今回は、この一枚を使うことにした。
朝、家人を送った後に車で向かう。10時の開湯過ぎに着いたが、駐車場はそこそこ車が停まっている。
汗を流すよりも、温泉に浸かることを目的に、いろいろな湯を渡り歩く。入っては外で冷やし、また入る。90分ほど入っていた。なんか、効いているような感じがする。
最近、嬉しいことが起きた。作業ズボンを履く時に、以前はお腹を凹ましてフックを掛けていたが、最近はスムーズに掛けることができている。
温泉場で体重を測ると、体重が4kg減っていた。温泉場の体重計は低く出るようになっているという医者がいるが、何キロも下げないであろう。少しは、仕事の効果も出てきたのだろうか。
昼は、うどん屋さんである。あるうどんが140円になるクーポン券が届いたのでそれを使う。
午後からは、一服してからコーヒーでも飲みに出ようと考えていたが、知らず知らずのうちに眠ってしまった。これが、温泉の効果だろう。
起きてから、少し歩く。なんか元気になったような気がする。明日からも頑張れそうだ。
■「生きるコツ」(姜 尚中著、毎日新聞出版、2020年)を読む。(その2)
「予感は今、確信に変わりつつある。」
「世の中で確かなものなんて何もない。ただ二つのことを別にすればーーー死と税金だ」
「~“先延ばし”の人生など、浪費以外の何ものでもないということである。」
「“老いる力”とは、“生きる術”を知り、そして“死ぬ術”を知ることでもあり~」
「ぽっくり逝きたいと願うのは、実は生きている限り、いつも健康でいなければならないという刷り込みが強いからではないかと。」
「~“ぽっくり願望”を公言して憚らない人たちに共通しているのは、かなり強い自我と個性を持ち、それなりに社会的に成功していることだ。」
「社会は強い人間たちだけ集まって作ったのではなく、むしろ弱い人間が多きからこそ出来上がったのではないか・・・・・。」
「~老いとともに、自分の知らなかった自分に出逢える、新しい発見に、“老いの妙”のようなものを感じる時がある。」
「~“平凡”こそ、自分の幸せ~」
「老いてなお興味津々である。」
「老後を生きるには何が必要なのか」
「~社会の底辺で悪戦苦闘する人生だった。苦悩する人生は人を鍛える。」
「最後に息を引き取るまで働く。これが彼らの“老後”だった。」
「一日2食がそれこそ“ニュー・ノーマル”となった~」