■雨

 今日は終日雨予報であった。こんな日は外へ出ないに限るが、そうも行かない。ありがたいのは、家庭菜園の水遣りが不要になることである。

 昨晩は、子供のベッドで寝たためか、起きる時の痛みが少なかった。咳止めは朝晩のところ朝だけ服用していたが、昨晩から朝晩にした。薬だけもらえることが分かったので今日もそうしよう。

 これまで急にガタンと体力が落ちていくという経験をしてきた。だいたい、5年ごとのように記憶している。これまでは、見過ごすことが多く、気にもしていなかったが、今回もその流れであろう。体に痛みがあると、気力もそがれていく。

 朝は、家人が台所を占有していたので、パンだけにした。そのため、野菜欠乏の気分が残っていた。家人を送った後、先日満車で入れなかったセカンドオフィスへ向かう。

 信号を右折するときに前の駐車スペースが確認できる。1台空いていた。

 第二朝食である。自宅のドレッシングはこの店で教えてもらったものである。家と同じだと安らぐね。

 ゆっくりと本を読んでいたら、驚いたことに昼の部の常連さんが入店された。あまり時間が無いようで、会議が始まるつかの間に来ているのである。少し世間話をする。

 昼時間が近づいたので、いろいろ買い物をして帰宅する。

 今日は蕎麦の日であるが、蕎麦だけでは寂しいので天ぷらも付けようと考えたが、種を買ってこなかった。そこで、家庭菜園のナスを揚げることにした。今年は、大きいのがいくつも成っている。

 自家製ダイコンのべったら漬けは廃棄したので、スーパーのべったら漬けを添える。もともと、麹摂取が目的であった。夕飯のカレーもフライングしてスープの代わりにする。

 今日も満足な昼食であった。昼食後は、決まって全音源を切り、昼寝である。エアコンの音だけが耳に響いている。どれだけ眠ったか忘れたが、寒さで目が冷めた。外は雨である。慌ててエアコンを消して扇風機に変える。

 このタイミングで起きることにした。昨日、受け取ってきたフォレスト関係の道具類の整理と確認である。戻ってないのが2点発見され、連絡した。これも、取りに来いということになろうか。

 家人を迎えに行く前に、セカンドオフィスに来ている。出前講座の準備もしなければならない。ネタがないねえ。

■「李(スモモ)の花は散っても」(深沢 潮著、朝日新聞出版、2023年)を途中まで読む。

「毒殺、陰謀、詐術・・・・。これが政治や権力というものの正体なのか。」

「だって、生きていたって、なにもいいことなんかありゃしない。」

「罵倒され、安い賃金でとことんこき使われた。」

「恵まれているものは恵まれ、そうでないものはずっと貧しかったり虐げられたりし、いろんなことをあきらめなければいけない。」