新潟方面

■新潟方面

 少し前、家人から魚屋へ行きたいと聞いていた。この時期、カニを始め魚類がおいしい。聞いた時点では、新湊方面かなと考えていたが、家人の口から出た言葉は”寺泊”であった。自分は初めて聞く名前であったが、家人は職場旅行で一度訪れているという。

 時間的に慌てないので、一般道で進む。途中で行先を変えられる。どうせなら途中で名物を味わおうということである。最初は、笹団子の店であった。

 はて、ここは一度、知人のTさんと大人の遠足の帰りに寄ったことがあると思い出した。あいにく、ここは30分後にならないとできないとのことで、向かいの店で購入する。冷凍を解凍したり、レンジで温めて食べるのと違い、出来立てはまったく別物である。

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 車は、目的地へ向かって進む。魚屋さんが並んでいる観光地のようだ。駐車場の広さが物語っている。都会から買いに来る人もいるとか。

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 全部の店を回って、戻り、いろいろ買った。新巻シャケ、カニ、サバ、クジラと海鮮弁当である。自分もニシンを買おうと思っていたが、冷凍であること、量が多いこと、本乾品であることで断念した。半生もあり安かったが、量が多すぎる。スーパーでは、こんなのを解凍して販売していることが分かった。

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 揚げ物のコーナーへ行ったら、”はい、揚げたて~”とトングで、3枚をどさっと置いた。思わず、買ってしまった。このさつま揚げ、熱々で大きく厚くおやつにしては多すぎたようだ。これで終わらない、イカも焼いていたので、欲しいというと、400円のか500円のかと聞くので、500円の高いのを頼む。最近、イカが高くてなかなか口に入らない。このイカ、分厚く弾力があって素材の味が尊重されていた。

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 せっかく、ここまで来たのだから、燕三条まで足を伸ばそうとなった。あまりお腹が減っていなかったが、ここへ来たら行きたい店があった。以前、テレビで放映していたファミリーレストランに入る。

 注文するものは決まっていた。五目うま煮麺である。感動の連続であった。ここまで来ると自分で作ろうとは思わない。

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 燕三条といえば金属製品である。安い店に入った。傷物や少し問題品も扱っている。自分は蓋のあるフライパンを買いたかったので物色した。フライパンだけでも何種類もある。定価13、200円のを千円で売っていたので買った。問題品という事であったが、どうせ賄いで使うので気にしない。

 なんだかんだで、フライパン3個など袋一杯に買った。もちろん、今使っているのは廃棄である。

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 物産展も見に行こう。造園製品もたくさん展示販売されていた。

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 最後は弥彦神社である。かなり寒かった。お詣りした。

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 弥彦山という山に登るための登山道を探していたら、見つかった。いつか機会があれば登ってみたいものだ。

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 帰路は、高速道路にした。自分は疲労が溜まって、途中で運転を交代してもらった。

 いつもの高速と違ってトラックが多い。平日の17時以降で3割引き、10回以上で5割引きというキャンペーンをやっているようだと、家人から聞いた。

 夕飯は、鯖の焼いたのと、カニである。カニは、するっと食べることが出来た。

 今年も、季節の味を味わえて感謝である。