■買い物指令
昨晩は寝床に入って今日の予定を組み立てていた。予定がないので、いつもの日常であろうと考えていたが、下から家人の呼ぶ声が聞こえて降りて行く。スーパーで買って来て欲しいという。帰社後に寄ったら売り切れだったというではないか。幸いに、チラシは2日間である。
この時点で計画は振出である。問題は車生活になると歩けなくなるということであった。雨は強くないので傘を差して歩くか、ジムに行ってもいいが・・・・。
開店前に店に到着し、駐車場周辺を歩く。5分前に戻ると行列が出来ている。自分も後ろに着く。
家人の指令はみかんの箱買いであった。何点か買ってから自分の昼食用の食材を物色する。ローテーションに寄れば今日はカレーラーメンであるが、気分的に蕎麦にすることにした。さて、蕎麦は何で食べようかと考えながら店内を回る。といっても、レパートリーは乏しいので時間はかからない。キツネ蕎麦、肉蕎麦、ニシン蕎麦の順に見ていく。ニシンを見た時に驚いた。肉厚のニシンがパック詰めされている。ありがたいことに切り身の数も少ない。重さで売っているためである。今日の昼はニシン蕎麦に決めた。
帰宅後、昼食まで時間があるので傘を差して近所を歩く。1万歩程度まで行けばいいが、寒くて7千歩でやめる。
蕎麦は楽である。ニシンを焼いて蕎麦を茹でて、麺つゆを伸ばして温めるだけである。餅も焼いて付けた。
ニシンは予想通り旨かった。こんな肉厚は高級品ではなかろうか。まだ、1食作れるので、賞味期限までに作ろう。
食後は、昼風呂を沸かし、昼寝である。家人を迎えに向かう時間になったので職場に向かう。雨は降ってないので、辺りを歩く。しかし、歩数は、少ない。明日以降で挽回しなければならないなあ。
■「生老病死」(山折哲雄著、KADOKAWA、2021年)を読む。(その2)
「この超高齢社会、それにともなう多死社会をどうのりこえるか~」
「ヒルメシを終えるとゴロンと横になる。」
「人の性は悪~」
「矛盾にみちた人間を最後に救うのは無だ~」
「~内外の登山小説に読みふけっていた後遺症で~」
「人間は脆いものだ」
「街道を歩け、世界を歩け~」
「~天上でお隠れになる神と、地上で死に、墓に葬られる神という二種類のカミが区別されている~」
「老病死」
「安楽死は私に残された最後の希望の光です」
「はい、私は死ぬのです。~最後の最後、点滴のストッパーを親指でこじ開ける。」
「ヘムロック~毒ニンジンをいい~」
「今日われわれは、あっというまに高齢化社会を迎え、治らない病気に囲まれるようになった。」
「個人あって経験あるにあらず、経験あって個人あるのである」
「死ほど平等なものはない~」
「~意識レベルを下げて苦痛を減らすセデーション~」