■役員会
今日は夕方からフォレストの役員会があるだけである。天気は晴れるようで雨が降りそうで良く分からない空であった。天気予報を信じて、傘を持たずにセカンドオフィスに向かう。
途中、道にイチョウの雄花が敷き詰められている。
セカンドオフィスについても、居眠りばかりであった。まもなく常連さんが1名来店され、雨がひどいと教えていただく。スマホの雲の動きを確認したら少しで晴れるようなのでそれまで待つ。
店を出る頃には降ってないと同じくらいであった。途中、買い物をして、川沿いを歩いて帰路に着く。
これは、生存競争の最中である。モッコクだろうか、フジが巻きついている。まあ、これを綺麗という人もいるだろうが、実は大変なことである。フジが樹幹を覆うので光合成が阻害され、樹は枯れるのである。
クワが実を付けている。まだ小さく緑色である。これが熟すと美味である。
変わった木の花だと思ったが、枝を見て直ぐに分かった。ニシキギである。
帰宅後、昼食である。今日は蕎麦の日である。気温も低いので温蕎麦にする。ショウガをタップリ利かした、あんかけ蕎麦にした。手作りギョウザのスープも付けようと確認すると、大変なことになっていた。容器が傾いて、団子状態になっていた。引き離すと、くっついて穴が空いてしまう。これでは、焼き餃子しかない。
味は良かったが、失敗であった。数日は生の状態で消化し、その後に冷凍する予定であった。
残った具を包んで、冷凍用に皿に並べる。これは、上手く行った。ここで、原価計算をしてみる。大体である。市販品は50個で600円ほどなので、12円/個になる。
手作り分は、30個作ったとして、肉170円、キャベツ買うと50円、ニラ10円、調味料は無視できる。皮が一枚5円である。そうすると12円/個を越えてしまう。これでは、作る意味がないので、市販品を買うことにする。まあ、経験できただけでもいいかな。
役員会に向かう途中でも川沿いを歩く。これは調べても分からなかったね。似た花では、ヒアシンソイデス クイーンオブピンク シラー つりがね草と出ていたが、何のことやらである。街中では外来種などもあるので、楽しいのである。
これは、危うかった。白と黄色の花と言えば、スイカズラだろうと通り過ぎたが、一瞬、花の形が違うことに気が付いた。色が変わる花は沢山あるが、黄色と白はスイカズラ以外出てこない。調べると、ヒョウタンボクとあった。
これはなんだろうね。調べると、オルレアホワイトレースと出ていた。間違いなく覚えることは出来ない。
これは、おなじみのキバナオドリコソウであろう。
このマメ科も危うかったね。今の時期、カラスノエンドウが沢山咲いているので間違えそうになる。調べると、ナヨクサフジとあった。
先日の尖山でヒトリシズカと書いた植物はフッキソウであったので訂正した。
役員会は定刻通りに開催される。年度初めの第一回であった。
帰宅後が大変なのである。今日も残業になるなあ。
■「傘のさし方がわからない」(岸田奈美著、小学館、2021年)を読む。
「~歩けなくなったせいで、身体のバランス感覚がすべて崩れてしまった。」
「くるかわからん非常事態のために置いとくより~家族が思いっきり楽しめる方がええ!」
「友人はお金の話を抜きにしてもつながっていられる存在のことをいいます。」
「~“なにか裏があるがずだ”と物語をこじつけてしまう人~」
「~医者や薬にだまされて、ひどい目にあいました。」
「父は死ぬべき人ではなかった。わたしたちは無力ではなかった。」
「~ストレス社会でおかしくなってしまったとしか考えられない奇行である。」
「スマホが割れていることで、恥ずかしいと思えるほど奥ゆかしい人がこの世にいるのか。」
「古来、傷は勲章、という言葉~」
「世界は贈与でできている。」
「“いい人”だから疲れ果てるのです。」
「無償の愛こそが“贈与”で、見返りを求めるのが“交換”だ。」
「贈与は、もらった人に直接返さない方がよい。」
「人に優しくできるのは、人から優しくされた人だけやねんな」
「~アンサング・ヒーロー(歌われざる英雄)~想像力を持つ人にしか見えません。」
「予定を立てられず、気分で動くポンコツ」
「インフルエンザでも、仕事があるなら休まずかくし通して働く。」
「~好んで進んだ道の、自業自得の苦しさである~」
「大切なのは、“芯”を取り替え続けることじゃないか。」