蕎麦がき

■蕎麦がき

 朝4時に目覚める。昨日は22時前にいつの間にか眠ってしまったようだ。階下へ行き、炊飯する。その後、一番大きなマグカップでアイスオーレを作り、クラッシックを掛けながら活字を追う。案の定、5時過ぎに睡魔がやって来る。逆らわずに二度寝を楽しむ。

 朝食後、セカンドオフィスに向かう。天候は午前中は晴れるようなので、傘を持たずに出る。いつもは、ブレンドコーヒーであるが、今日はアメリカンにした。同じ値段であるが、Mサイズのカップで来る。まもなく、常連さんが来店される。話は昨日の白山の話が多かった。突然、今日は山へ行かないのかと問われたが、基本的には週末と応えた。

 さて、昼である。新そばの季節になっているにもかかわらず、夏に購入した蕎麦粉が残っているのでこれを消費するメニューにしている。蕎麦を打って食べるのが常道ではあろうが、いかんせん上手くいかない。なんとか食べられる程度である。所詮素人のまねごとである。今日は、蕎麦粉を天ぷらの衣にしようと試みた。小麦粉も蕎麦粉も四捨五入すれば、麺類である。

 天ぷらは上手くいったが、粉が残ってしまった。そこで、粉を足して、蕎麦がきを作ることにした。これも見様見真似である。しかし、上手く行ったようだ。これからは、蕎麦粉は蕎麦がきが定番になろうか。

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 もう少し形を整えることと薬味も加えれば完成であろう。

 結構満腹感があった。もう何回かできるだろう。

 食後はショウガの甘酢漬けを作る。個人の八百屋さんでショウガを3個欲しいといったら、一個が3個分もあり、慌てて1個にした。しかし、この大きさが甘酢漬けには適しており、皮を付けたままスライスし、お湯で茹でて漬け込んだ。2日目以降が食べごろだろうか。

■「続・こうして店は潰れた」(小林 久著、同文館出版、2020年)を読む。

「過度の休養は人間を錆びつかせる。」

「自分が苦しいときほど人に優しくしろ」

「儲からない町で商売する経営者は単なるバカである。」

「~右肩上がりの時代は経営者を錆びつかせる。」

「~補助金などもらわずに。」

「環境を語って金儲けをしてはいけない。」

「レジ袋を有料にすればスーパーには莫大な利益が転がり込む」

「環境問題は聖域なのか?」

「世の中は金じゃないな・・・・。」

「この歳になれば健康なんて二の次で、食べたいものが食べられることが幸せなんだよ!」

「大丈夫! 心配ない! なんとかなる!」

「~過去の栄光にしがみつき、“夢よもう一度”と会議ばかりしている場所に復活はない。」

補助金とは、生前のお香典なのである。」

「変われる者だけが生き残れる」

「知り合いが何人も死んだ。」

「社長や経営者一族が連帯保証人に名を連ねなければ、銀行はお金を貸してくれない“日本”なのだ。」

「できることはすべてやれ!持っているものは全部差し出せ!そうすれば命だけは助けてやる! これが“自己破産”である。」

「20万円以下の資産は破産していても生活費に充てることができる。」

「金はないけど、貧乏じゃねえ!」

「厄介なのは、味方のフリをして寄ってくる“味方ヅラ”の面々である。」

「倒産社長は生きていれば“死んで詫びろ!”と言われ、死ねば“死んでお詫びができるか!”と叱責される。」

「大丈夫、心配ない、なんともならないから!」

「~会社の倒産とは、すなわち社長(そしてその一族)の死を意味する。」

「人生は死ぬまでのひまつぶし」