若者

■若者

 昨日の報道機関の報道内容を確認したら、しっかり写っていた。ただ、最初の方であることと、遠目での撮影であったので、あれを見て自分だと確定できる人は殆んどいないだろう。良心的な報道態度に感謝したい。

 昨日の混雑を見て今日も混雑になると判断した職場は、自分に駐車場整理を指示した。まあ、10時までは別の作業をやっているので、途中で交代するのである。

 行って驚いたね。昨日より多い。販売部長もいっしょになって整理してくれていたが、幹線道路の堰き止めも何回も発生し、早目に「完売」の案内を出した。

 おかげで、入る前に確認した方はそのまま通過していったので、大きな混雑は回避された。昨日のように午前中で終わるかとおもいきや、午後からは投入工程の担当になっていた。そのため、昼は職場で食べることになる。しかし、エアコンが効きすぎで寒い。そこで、外で食べることにした。ところが、先着2名がおり、おそらく大学生のバイトであろうが、驚いたのは、アウトドアで使うような折りたたみいすに座って、縁石に弁当を置いて食べている。こういうのを個食というのだろうか。最初から外で一人で食べる計画で準備していたようだ。また、女子大生と思われる方は、立って弁当を食べている。自分のころには、こういう習慣はなかったように思う。別の方も見ていて、通い箱を反対にして椅子のようにして座って食べることを進めて、彼女はその通りに従った。

 今の若者は、自分たちよりも進化していると思っていたが、進化の方向も興味深い。

 投入工程が始まった。じぶんはいつものペースでやていたが、大学生の若者から早すぎると叱られた。品物が少なく、まともにやっては早く仕事が終わってしまうので、ゆっくり流すような指示が出ていたようだ。自分は午後から入ったので知らなかった。そういえば、昨年も似たような指示が出ていた。そう、巨漢の工場長Yさんの大声である。

 このYさんは、人事部であり風体が目立つので、頼りにされていた。ところが今年から辞められたと聞いた。理由は、家族から、もっとましな所で働け、と言われたとのことであった。50代で独身であったので、家族というのは両親だろうなあ。

 そうすると、今自分は働いている職場は、ましではないのか!

 今日は今までの最長時間になった。少し疲れを感じる。一回休みを入れたいが、前回はいつ休んだだろうか。老後の生活でもっとも重要だと考えているのは、いかに休むかである。久しぶりに温泉へでも行ってゆっくりしたいね。

■「百歳人生を生きるヒント」(五木寛之著、日経プレミアシリーズ、2017年)を読む。(その3)

「~歳をとったら、何か人前に身をさらす稽古事をするといいと。」

「“治療”より“養生”なのです。」

「六十歳を超えたなら、腹五分。」

「ストレス~そのための一つの方法が、幸せの期待値を下げるとういうこと~」

「飢えたという経験をもっているのが、うらやましい~」

「さだめじゃ」

「退屈を味わえる一日。これはとても深い意味があるように思えます。」

「嫌われる勇気」

「長生きこそ幸せという価値観は、個人としての人生の充実感、達成感とは無縁です。」

「いま国の健康保険のお金は、高齢者には使わせないという方向に向かっている~」

「老人が亡くなると、みなほっとする。」

「死は孤独であり、単独死であり、本人だけの問題だということ~」

「~何が起こってもおかしくないのが、人生です。」

「~高齢者はそんな長期にわたる将来の展望を、気にする必要はありません。」

「日々、私たちの目の前に起こり、ジャーナリズムがこぞって報道する出来事は、はたして真実でしょうか。」

「君は至る所で死を待ち受けよ」