快晴

■快晴

 今日は仕事である。飛石連休は続く。起床は4時30分ごろであった。クラッシク音楽を掛けてうつろうつろする。

 いつものように朝食、昼食、コーヒーをこなしながら、職場の駐車場へ向かう。

 いい天気であるが、風は冷たく窓は全開にできなかった。

 今日の自分の持ち場は手動ラインである。これは、もう定番といっていい。荷卸しが始まった。しかし、6人しかいない。まあ、品物も少ないのでいいかも。

 入荷量は思ったより多かった。休日明けだからなのか。もう終わりということで、毎日顔を合わせている者同士会話も弾む。今の話題は、この仕事を終わってからどこへ働きに行こうかということと、本業との関係が多い。聞いた範囲では、本業を持っている人が多そうだ。そして、自分も造園業という本業を持っていながら働いていると認識されている。しかしもう、リタイヤしたのである。

 そんななかで、多いのは冬は郵便局という人が数人いる。自分はどうするかと聞かれたので山へ行くと応えると。スキー場の仕事を紹介して欲しいと返って来た。

 いや、その、あの、遊ぶのですと控えめに応えた。

 荷卸し場は寒かったので皆外へ出ている。陽射しが温かく、空は快晴である。こういうのを秋晴れというのだろう。この青空を次のトラックが来るまで眺めていた。

 今日もリフトでパレットを7枚敷く。パレット置き場から7枚積んで、下から順に敷いていくのである。お見事と言ってもらえた。この作業は今日で最後である。

 これで、午後からの手動ラインの準備は完璧である。

 昼食前に配置板を確認したら手動ラインになっていた。昼を食べて、午後のタイムカードを押すときに配置板を確認したら、自分の名札が無い!休みが多いので解雇になったのだろうか。と、端の方を見ると、封函工程に貼ってあった。まごついていると、人事部の方から、担当者が休むというので入ってもらいたいということであった。

 これで、午後からは立ちん坊である。ほとんど何もすることが無いまま時間は流れた。

 今日も中途半端な時刻に終了した。そのまま帰宅したらいつのまにか眠ってしまった。これは、気持ちのゆるみである。まあ、緩んでもいいが、ここまでギックリ腰をやらないで良かったと考えているが、油断は禁物である。もう数日であるが、気持ちの上ではまだ半分ほどと思い作業すべきだと自分に言い聞かせた。