終盤

■終盤

 今日は仕事である。朝は4時57分に起床しアラームを止めた。いつもと同じ朝食と昼食を作り、コーヒーを買って職場へ向かう。

 朝方は雨は降っておらず、いい風が入ってくれた。大半は車の中で眠っていた。

 時刻になったので事務所へ入る。確認したいことがあった。もう一種類の予定が決まっているはずである。やはり、稼働日カレンダーが更新されていた。

 タイムカードを押そうとして驚いたね。半分いや三分の一ぐらいしかカードが刺さっていない。ということは、先週の締め日でやめたことを物語っている。ラインは回るのかと思うが、今日の自分の配置は決まっている。手動ラインである。

 荷卸し作業が始まった。最初は、いいペースで来ていたが、直に途切れる。暇であった。もう終盤である。

 いつもは、荷卸しが終わる12時以降にフォークリフトでパレットを敷いていたが、今日は12時前に作業をした。何人かに、上手いと褒められた。

 午後の作業が始まった。手動ラインは27分で終了した。本来であればここで帰宅出来るのであるが、人事部の方が来て、別の作業をしてもらいたいという。不良品の処理の手伝いである。ここは一人で充分であるが、3人もいる。これは、賃金補償に他ならない。そして、その流れでゴミ処理も手伝うことになった。しかし、ゴミ収集車が15時まで来ないことが分かり、雨も降っていたので、中止になった。

 終わったのが14時半ごろと中途半端な時間になった。どうするかと運転しながら考えて、いつもの喫茶店に行くことにした。ここには、小腹が癒せる食事がある。

 いつもの常連さんが2名来店され、いつもの他愛の無い話になる。ここで、ゆっくりして帰宅する。

 家人は休みなので待っていたようだ。洗濯機から水漏れがするので、見てもらったら給水ホースの劣化ということであった。いっしょに買いに行って欲しいと二人で出る。

 買って来ての取り付けは自分である。出来るかな?まあ、説明書通りにやったら出来た。一安心である。

 仕事も終盤になり頭の中で占めている考えは、仕事が終わった後の行動である。元に戻るか、新しいことに挑戦するか。決まっているのは、ゆっくり温泉へ行くことだけである。