二本立て

■二本立て

 今日は午後から、ますずし体験と門松の打合せの二本立てである。朝は、予報では雨だったので朝食後車でセカンドオフィスに向かう。しかし、いい天気になっており、悔やまれた。

 帰宅途中は買い物である。カブを買ってきた。かぶとサーモンが3日後に上げるので次のロットとして今日から下漬けするのである。魚は決めていない、スーパーで安いのを選ぶことにしている。

 自宅のサザンカが咲いた。最初の一輪である。花芽は無数に付いているので今年も楽しませてくれるだろう。

 昼食であるが、先にカブの下漬けを行う。今日はラーメンに日であるが、午後から忙しないので直ぐにできるソース焼きそばにした。

 ますずし体験まで少し時間ができたので、庭木を剪定する。

 会場へ向かう。なぜ、この講座を申し込んだかと言えば、ますずしも作れるようになりたいという気持ちと500円でますずしが食べられるのが魅力ということもある。

 道具はあらかじめ机の上に並べてある。

 ますはノルウエー産とのこと。

 ササも、配られた。

 最初の工程は、容器にササを並べるのである、時計と反対側に重ねながら並べる。これがなかなか難しい。ササが立たないのである。

 今日指導された店のやり方は、先にマスを並べる方法であった。これを重ならないよう隙間が出ないように並べる。これもなかなか難しい。

 つづいて、酢飯を330g入れる。きっちりと秤で測る。

 写真を撮ってもらった。

 目盛りを見ながら加減する。

 酢飯を入れた状態である。

 これを手で押して平らにする。

 そして、時計回りにササをたたんでいく。

 蓋をしめてほぼ終わりである。

 全員のを押してなじませる。

 最後は、竹とゴムで圧を掛ける。

 包装紙を掛けて終わりである。

 ますずし体験の途中で自分が紹介された。門松の先生と言われたが、ピンと来ない。参加者から干支の置物が好評だと言われた。門松も参加したいとのこと。

 この協議会の来月の行事が門松なのであった。自分の名前が印刷された回覧が準備されていた。そこで、続けて打合せである。

 先方は3人であった。初めて会長に会うことが出来た。出前講座については、お任せが多かったが、無花粉杉の話をリクエストされた。これは、ありがたいね。

 門松製作についての準備材料や製作手順の説明し、納得していただけたようだ。

 これはいつものことではあるが、打合せ後は尋常ではない疲れが襲って来る。直ぐに帰宅するとだらんとしてしまいそうなので、セカンドオフィスに向かう。ここで、1時間ほど過ごし、少し落ち着いてから帰宅した。

■「本多静六」(北 泰利著、実業之日本社、2022年)を読む。(その5)

「~これでもう子供たちが私の死ぬのを待つ必要がなくなった~」

「~“独立自強”~他人の厄介にならず独立生活してゆく人のことである。」

敬老の日~日々働き、学び続けること」

「楽隠居が必ずしも“楽”ではないことがわかってきた。」

「人間は老衰するから働けぬのではなく、働かぬから老衰するのである。」

「金儲けできる人間は偉い人間」

「~自然な老人化に任せること~」

「人の知能は老いない~」

「歩くことは彼にとって生活の一部だった。」

「ホルモン漬~新鮮な野菜の花芽や春先の木の芽など、盛んに成長している部位を中心に摘んで入念に水洗いし、細かく刻んで食塩を少し振りかけしばらく石を載せておいたものだ。」

「畳の上では死なない。山を歩き続ける。」

「若い時には老人に接し、年老いては若い人に接せよ」

「幸福とは、昨日よりも今日、今日よりも明日が良くなることだ」

「清六は生涯、時代の最先端の知識を学び続けた。」

「金を残して死ぬ者は下、仕事を残して死ぬ者は中、人を残して死ぬ者は上」

「老人にとって死の連鎖ほどつらいものはない。」

「歩きすぎさえしなければ、あるいは本当に120歳の寿命を全うできたかもしれない。」

「清豊の思想」