アキグミ2回目

■アキグミ2回目

 今日の天気は午前中が雨で午後から小止みになると出ていた。くさのさんと登山の打合せをしていたが、雨なので山へは行けないとお互いに考えており、その代わりに、アキグミを採りに行こうとなった。自分は今年2回目である。

 午前中は朝食を食べてから自家用車でセカンドオフィスに向かう。くさのさんとの待ち合わせが13時なので、昼食は少し早めに食べた方がいいと11時には戻る。

 今日はラーメンの日であったが、時間がかからない焼きそばにした。旅行のお土産が山のようになっているので、少しづつ食べるようにしている。

 食後は昼寝をせずに、待ち合わせ場所まで向かう。

 アキグミの成っている場所まで向かう。最初に見つかった木には実が付いていなかった。遅かったか!という感じであったが、少し歩いて遠目でアキグミと分かる木に着いたら、実を付けていた。

 雨は止んでくれたが、風は冬の風である。予定では瓶2本分であったが、一本と少しでやめた。左のトートバッグはくさのさんの収穫結果である。くさのさんは、自分の3倍は採っておられる。

 戻ってから、ジャムにすべく処理する。まずは、全数検査である。これは、自然の産物をいただく場合の最低条件だと考えている。少しずつ取り、目視で確認し、いいものは下のボールに入れていく。ダメな物は手で取り廃棄する。この作業は時間を掛けて正確にやった方がいいと考えている。

 続いて、浸漬検査である。水に浸けて浮いたものは廃棄する。ここでも、ダメなモノが見つかる場合が多い。

 これを茹でる。まあ、皮が柔らかくなるまでにする。

 ザルで濾すが、ウラゴシはザルをさかさまにするのでウラゴシというのだろうと考えると、これはオモテゴシである。アキグミは種が多いので、濾した中に入る恐れがあるので、自分は表で濾している。この作業が一番疲れる。

 こされた状態である。あらかじめ容器の重さははかってある。この量の半分の重量のグラニュー糖を入れる。

 弱火でかき混ぜながら、濃度を高くしていく。この作業は難しい。前回は少し硬いジャムになったので、今回は柔らかくしたい。

 冷めたらジャムの容器に入れて終わりである。腐敗防止にレモン汁というかクエン酸を入れるのであるが、自分は、今回柚子汁を入れた。

 これまで、朝にジャムが無かったので寂しかったが、明日から元に戻る。

 

■旅の思い出

 今回の旅は主だった場所だけ決めて、後はその場で決めるというスタンスであった。何と言っても何時まで何というのがなかったので、ゆっくりした旅であった。これは、イナバノシロウサギの神話の舞台となったらしい場所である。なんと、向かいに白兎神社が建っている。ちょうど、道の駅の横なので便はいい。この神社にお参りしてきた。

 白兎神社のことを「しろうさぎじんじゃ」と読むと思っていたら「はくとうじんじゃ」と呼ぶということが分かった。そういえば、何かで聞いた記憶もあるような。

 神社はウサギづくしであった。砂で作ったウサギや大理石で作ったウサギが階段の左右に並んでおり、その周りに石が置かれていた。この石を購入して置いていくということらしい。まあ、なんの御利益があるか分からないが、石を購入する気にはならないね。神話にちなんで、ガマも植えてあったのには驚いたね。そこまで、するかね?