メンテナンス日

■メンテナンス日

 今日でほぼフォレスト関連の業務が終わる。この機にメンテナンスをすることにした。まずは、頭のメンテナンスである。バカにならないように本を読んだり、考えごとをしたりする。

 その後、林業カレッジへ向かい。パソコンとプロジェクターを返却し、立て替え金の書類を渡し、暮れの挨拶をする。

 そして、体のメンテナンスである。温泉に入る。今日は300円で入れた。

 10時ちょうどに入ったのでガラガラであった。露天風呂は貸し切りである。後頭部とカガトだけ着けて目を閉じて居眠りというか、うつらうつらを繰り返す。宇宙遊泳のような気分になる。これが気持ちがいい。その後、サウナに入ったりして1時間以上も入っていた。流石に、効いている気がする。

 変わった植物を見ると直ぐに調べたくなる。これは、習性だろうね。シャコバサボテンである。この時期、花が乏しいので貴重である。

 今日は、疲れを覚えたので昼食は外食である。外食=貧しい食事という方程式は変わらないが、まあ偶にはいいだろう。最近、なんでも高くなった。これで、430円もする。

 昼食を終えて帰宅する。最後に、作業台のメンテナンスというか修理を行う。ボルトが抜けているため、ノコギリ作業の時に安定せず作業しずらかったようだ。

 これは厄介である。まず、この台に合うボルトを探して来なければならない。そこで、既に付いているのを取って店に向かう。径は、店に確認するツールがあったので良かったが、長さは見た目である。種類がたくさんあるので探すのに手間取った。もちろん同じのがあるはずはなく、近い物を求めた。

 買ってからはめようとしたが、入らない。この感じでは最初から抜けて居たような感じであろう。他の3本を緩めてから残ったのを差し込み。全て増し締めをする。

 1台完成である。しかし、時間がかかるね。

 もう一台あった。ボルトは二本組なので良かった。同様に留めた。

 二台目も終った。この程度でくたくたになる。弱くなったものだ。

 予定では、喫茶店にコーヒーなど飲みにいくことで考えていたが、温泉の効果と修理の労働で疲れを感じ、ファンヒーターの前でなご成る。気が付いたら15時を過ぎており、喫茶店は止めることにした。

 その代わり、銀杏を処理することにした。

 まず、ペンチの穴で殻にヒビを入れる。

 こんな状態になる。

 このヒビを頼りに向く。爪で折れる。注意点は実を傷つけないことである。

 薄皮状態になる。

 いろんな方法があるが、自分は薄皮を加熱する。そうすると一部皮が剥けるので、それを起点に手で剥いている。大きな銀杏だとそのまま外れてくれる。

 完成である。このまま、袋に入れて、冷凍する。冷凍してもお互いくっつかないので使用しやすい。来年からは大きなのを探そうと思う。葉が大きな木の実が大きい。

 午後からは出かけず、いいメンテナンス日になったようだ。

■「致死量の友だち」(田辺靑蛙著、二見書房、2022年)を読む。(その2)

「~ほとんどの人が毒に囲まれているっていうのに、毒に無関心で生きているから。」

「皆が皆を愛して生きていくことは不可能だ。」

「それほど、死者というのは無力だ。」

「心がゆっくりと腐って死んでいく。」

「言いたいことがあまりにも多すぎると、人は口を閉じてしまう。」

「どうして世の中は他人の気持ちが分からない人がこんなにいるのだろう。」

「偶然が重なることをシンクロニティって言うんだけど~」

「~絶対って言葉を軽々しく使う人って好きじゃない。」

「意味のない行動をする人は、疑ってかかるべきだって~」

「体の痛みは、心の痛みにつながっている。」

「人は、その痛みに耐えるのに嫌気がさしてしまった時に壊れてしまう。」

「皆が皆、自分のことで手一杯なのだ。」