強風

■強風

 天気予報では昼前から雨であった。いつもならそれまで公園まで歩いて行くのであるが、今日はなんだか気乗りしない。まあ、朝方は雨こそ降ってなかったが、どんよりとした曇りであった。しかも風が強い。こういう日は出歩くべきではないと考えている。

 起床後、朝食である。今日もいつものソーセージマフィンである。しかし、今日は昨日作ったグミジャムを添えた。粘度はこんなもんだろう。味は問題なく食べることができるので、グミジャム第二段はありである。飲み物は暑い日はアイスオーレにしていたが、寒くなったのでコーンスープである。

 朝食後は、朝風呂に入ってうつらうつらする。体調もあまり良くないようだ。

 まだ、昼には早かったが、食材を買いに行く。豆腐だけである。今日はご飯が残っているので麵ではない。

 それにしても時間があるので、夕飯の準備をする。銀杏の大きなのを選び、栗も入れた炊き込みご飯を作ることにした。

 銀杏は、ペンチで殻にヒビを入れた後、殻を取るところまでは楽であったが、問題は薄皮であった。しかし、先日テレビを見ていたら銀杏の特集をやっており、薄皮の取り方を解説しており、その通りやったら、綺麗に取れたね。

 続いて栗である。冷凍後に茹でたので鬼皮は手でというか爪で剥くことができるが、渋皮は包丁を使わなければならず、面倒でイライラしてきた。結局、根は続かず半分は廃棄した。

 昼食はマーボ飯にする。しかし、ただの白米では寂しいのでチャーハンを作りその上に掛けた。この時期、葱があるのでありがたい。予定なら、ダイコン寿司も付くのであるが、もうなくなっていた。1ロットは2日でなくなる。作るのに1週間ほどかかるのである。そうなると、ロットサイズを大きくするしかないが、それも大変である。

 そうなると、無くなると思う頃には仕込むことにして、なるべき切れ目なくあるようにすることになる。明日は親戚からかぶらが届くので、これを全部かぶらずしにする。

 魚であるが、先日スーパーへいったらサバが半身で150円になっていた。前回はその3倍はした。家人にその方針を伝えると、サーモンにして欲しいとリクエストが来た。ということは、サーモン、ニシン、サバの順番になろう。今のかぶら寿司は、明日当たり出さなければならないかなあ。もう少し漬けておいた方がいいかな。

 甜麺醤が無くなった。この小瓶がなかなか売ってないのである。豆板醤の2倍使うのでもう少し大きいのが欲しいが、といっても業務スーパーのような大きさまではいらない。悩ましいね。

 昼寝をしてから、テレビを見つつ、ゴロンとしていた。

 食器を洗ってから夕飯用に炊き込みご飯を作る。自分の場合の味付けは塩だけである。

 自分は明日食べるつもりで家人に炊き込みご飯の評価を聞いたら、美味しいということであった。まあ、嬉しいね。

■「名探偵は誰だ」(芦辺 拓著、光文社、2022年)を読む

「わしはもう長くない」

「とにかく、考えろ、考えろ、今の状況をどう打開すればいいか。」

「おそらく酒で心身を破壊しきって~」

「~これまでとは打って変わって時間を持て余し、そのくせ家にも居場所がないようです。」

「この世は罠に満ちており、いつかける側に回るか、またかけられる側になるかわかったものではないことに。」

「この世知辛い世の中、そこまでは現実に期待しない人が多いだろうから、あとは無能な警察が右往左往して、いつしか全てはうやむやになる・・・・・~」