開拓

■開拓

 朝5時に起床し、風呂を沸かす。6時には上がる。外は白けている。今日はゴミ当番なのでゴミ箱を開けに行く。ついでに、自宅のゴミも捨てる。

 気温は温かく、秋晴れのいい日になった。こんな日は、フォレストリーダー活動の準備をすることにした。最後に、頼まれていた干支製作も行う。

 少し疲れるか、アイスオーレが無くなったタイミングで休憩である。何気なく、テレビを見ながら、昼は何にしようかと思案していた。その時、知人のTさんからLINEが届く。自分は、新装開店の店があると知らせているが、この一軒に行こうということになった。ラーメン屋さんである。行く前にスマホで調べると、自分好みの味噌ラーメンであった。しかし、場所がマニアックである。しかし、知人のTさんの手にかかればたちどころに解決である。

 開店したばかりでもあり、メニューは2種類である。味噌ラーメンとチャーシュー味噌ラーメンである。自分は、味噌ラーメンにこだわりがある。自宅で作るラーメンは全て味噌ラーメンである。したがって、好みにも五月蠅いと思っている。野菜が少ないのは最低である。果たして・・・・。

 自分は味噌ラーメンを頼む。

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 知人のTさんは、チャーシュー味噌ラーメンを頼む。

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 感動したことが沢山あった。まず、器である。外側はベゴベゴで深い。なかなか趣きがある。続いて、スープは白っぽい。白みそ中心の味噌ラーメンは珍しい。最後に、野菜である。モヤシだけで野菜と言っている店もある中で、キャベツ、タマネギ、モヤシ、ニンジン、ニラなど種類が多く、そして量も多い。味は、文句なく旨い。自分の中ではナンバー1になった。新規開拓で当たりというのは珍しい。

 あえて、注文を付けるとライスがあればなおいい。これを告げると準備しますと店主も人柄もいい店であった。

 昼食後は、コーヒーを飲みながらお互いの近況報告であった。たくさん笑わせてもらった。

 いい一日だった。

■「緋色の残響」(長岡弘樹著、双葉社、2020年)を読む。

「廃材置き場とは、凶器になりそうなものであふれ返った場所なのだ~」

「黒が似合うためには、人間は気品がなければならない。」

「水の流れに逆らって泳ぐーーーーこれが、メダカの習性だ。」

「~生い立ちが恵まれなかった人ほど嘘を見抜く才能に優れている。」

アロエは昔から堕胎に使われる食材だ。」