吉峰山

■吉峰山

 天気予報では、今日は朝方まで雨でその後晴れと報じてる。久しぶりに山へ行くことにした。車がないのであるが、家人を職場に送って行けば可能である。

 先日、吉峰山の途中で引き返したので、心残りがあったことと、雨後の薫風は自分の中では最高である。それを感じるために山へ向かう。

 登山口に白いフジ棚があった。正式名は分からないが、記憶に寄れば、確か上市にも立派な白いフジがあったように思う。フジと分かるまで少し時間が必要であった。当時、自分の中ではフジは紫色という先入観があったためである。

 これはシャクナゲの仲間であろう。山で見るシャクナゲは1mほどの樹高であるが、ここでは5mほどにもなっている。

 葉の形が特徴的なツツジである。ツツジとかツバキなどは覚える気が起きないね。園芸種などが山ほどある。

 ここから登りになる。

 カタクリの種子に交じってチゴユリが咲き出した。いつもても可憐である。

 タワーに到着する。もう20分ほどかな。

 幼木があった。ということは・・・・・・・。

 登頂である。少し愛想も無いね。本来であれば少し休むのであるが、ただの通過点であった。写真を撮ってから直ぐに進む。

 写真が下手で何を撮ったのか思い出すのに時間がかかった。クロモジにも花が咲き出したね~ということを言いたかった写真のようである。

 屋根がない野鳥観察小屋である。自分はここで野鳥を観察したことが無い。

 下山して駐車場に向かっている途中にワラビが成っている。

 帰路、ウワミズザクラが咲いているのを確認した。ここで、反省である。こういうブラシ状の花を見ると直ぐにウワミズザクラと言ってしまう。似たのが3種あるので、調べてからにして欲しいといつも自分に言い聞かせている。

 花の下に葉がないのが、イヌザクラ、葉の基部が心形なのがシウリザクラとしか覚えておらず。これは、花の下に葉が見えるし、葉の基部が円形なので、ウワミズザクラとなる。

 いい気持であった。

 少し汗ばんだが、大汗ではない。タオルで拭うまでもない汗である。

 下山後帰宅する。今日はスパゲッティの日である。いつものフライパンが空いてなかったので、別のメニューを検討したが、面倒なのでケチャップ和えにした。

 今日も満足な昼食であった。これでも少し多いね。天ぷらは大半夕飯用になる。家族が好きなのである。

 これから、いい季節になる。山を歩けるうちに歩いておきたいと自分の感性が訴えかけている。