偵察

■偵察

 昨日の登山の後遺症もほとんどなく、予定もない。天気はいいが、気温が高くなるようだ。こういう日には、山へ行くに限るね。木陰で涼しい初夏の風を受けながら歩くのが一番である。

 昨日の夕方、家人を迎えに行く前に公園に行ったら、もう梅の実が付いていた。これまで気が付かなかっただけだろうね。

 忘れていたのであるが、森林インストラクターのオンライン研修の日であった。2分前に気が付いた。スマホのおかげであった。

 今年は温暖化のためなのか、これまでの経験則があてにならない。今の時期は、山菜であろうし、その代表的なのはタケノコになる。教えてくれる人はいないので自分で偵察を繰り返さなければならない。もちろん、散策とセットになる。今日は、気温が高かったが、このような木陰ではいい気持であった。

 ポツポツと出ているようだ。平日だからだろうか、人は数人しか見えない。

 汗もかいたね。帰宅後は、昼食である。今日はラーメンの日である。暑いので、悩む必要はない。♪♪冷やし中華 はじめてます~、である。デザートには、森の寺子屋でいただいたバウムクッヘンも付けた。水ギョーザが無くなったので買いに行かなければならない。

 スーパーに行ったら水餃子はあった。売り切れの場合が多く、代替品も試したが、やはりこれに代わるものはないという結論になり、代替品は買わないことにしている。

 その前に、別の場所にも偵察である。だいぶ探したが見当たらずであった。

 日本タンポポが咲いていた。

 これからも、いろいろなモノとくっつけて偵察が増えようと考えている。

■「考えない人」(宮沢章夫著、新潮社、2010年)を読む。(その1)

「いきなり刃物を手にした男が部屋に入って来る」

「痛い目にあってもすぐに忘れる。」

「しばしば人は、ばかになる。」

「旅は恐ろしい。何かが人を変えてしまうのだ。」

「人は油断していると、ついつい考えてしまうものである。」

「~“京都”の前で人は無力である。」

「なにも考えずに歩いている。」

「“計画性のある散歩”そんなだめなものがこの世にあるだろうか。」

「なにも考えていない。それが歩くことの醍醐味である。」

「なにしろ“ビール”と“酎ハイ”の違いがまったくわからない~」

「人は“でかいもの”を見るために遠くまでわざわざ出かけようとするだろうか。そこにはいったいどんな意志の力が働いているのだろう。」

「人は時としてなにも考えずに質問してしまう。」

「“ばか”と、“考えない”はちがう。」

「~人はときとして、“度を越す”。」

「“万能”の前で人は無力だ。」