樹木診断

■樹木診断

 今日は少し忙しい日になりそうだ。まずは、シイタケ植菌の原木を前納入しなければならない。そうなると車が必要になる。そのため、朝家人を職場に送り届ける。とんぼ返りで帰宅し、原木を積む。

 この作業だけでくたくたである。少し休む。

 車で5分ほどの会場に届ける。応援で二人来ていただいたので、少し楽であった。

 原木を降ろした後は、セカンドオフィスでコーヒーという段取りであったが、Mさんより、町内の神社の樹木を見て欲しいと相談を受けて、見に行くことにした。

 倒れそうということであった。先ごろ、キャンプ場で倒木により死亡事故が発生しているので、関係者は神経質になっているようだ。

 自分は樹木診断については、造園学校時代に詳しく学んだ。なんせ、先生が樹木医だったので、この辺に力を入れていたようだ。その後、森林インストラクター試験でも関係があったし、書物でも何冊か触れていた。まあ、今回は無償のサービスなので、気持ちは楽であった。

 杉の木の一部がかなり上部まで欠損している。樹木の構造上、縦方向の欠損は大きな問題はないが、広範囲なのでいずれ影響が出てくるだろうと思われる。

 樹形が自然樹形でないので聞いたら30年ほど前に剪定したとのこと。この位の大きさであれば、強い風が吹けば倒木する可能性もあるが、枝を切りはらってあるので、抵抗が小さかったと思われる。

 もう一本あった。同様の症状であるが、この木の先端には葉が無い。いわゆる先端枯れを起こしているので、近い内に水をあげられなくなり枯れ死後倒木も考えられると応えた。

 問題は、倒す場所がないことと。倒れた場合、民家を巻き込むことになり、影響が大きいということである。市で管理されている標識が付いていたので、市へ相談するのが早道とした。

 自分は、高所作業の資格を持つ樹木医は知っていると付け加えた。

 少し遅くなったが。これから、家人の予約本を引き取りに図書館へ行かなければならない。ここは車では行けないので自宅に置いて、徒歩で向かう。今日は寒いね。

 帰りは、昼食の事を考えながら帰路に着く。今日は蕎麦の日である。予定ではとろろそばにすることで考えていたが、こう寒いと温蕎麦の方がいいかもしれない・・・・。

 決めないまま帰宅した。荷物を置いて、鍋に水を張ったところで、知人のTさんから連絡が入る。「ごはん食べた?」と言う内容であった。まだと答えると、ランチを誘われた。5分後、近くの公園で待ち合わせである。ちょうど良かったね。

 目当ての店は、長蛇の行列で断念し、ファミレスにした。次は、早目に行こうとなった。

 食後は運動を兼ねて、タケノコ堀である。自分は今年から1本だけにしている。知人のTさんは4,5本掘られたようだ。もう穂先になっており、今年はどうなっているんかね。

 その後は、マックドでコーヒーを飲みながら、雑談して別れる。

 今日は、予定外の用事が重なった一日であった。

■「考えない人」(宮沢章夫著、新潮社、2010年)を読む。(その2)

「おしゃれはやせがまんである」

「“無神経”を商法にするとはしたたかだ。」

「なにも考えないで健康に気をつける」

「~犯罪のなかでも“詐欺”が腹立たしいのは、~考えているからだ。」

「“むしゃくしゃ”は、人をひどくだめなことにするのだった。」

「まったく恐ろしい時代になったものだ。」

「人間、一度くらいは、“酒の上で失敗”してみたいものだ。」

「幸運と不幸とは、紙一重~」

「私も長いあいだ、日記を書いていた。」

「まだ先はあると思っているうちに二十年が過ぎた。」

プログレッシブ人生~“進歩的人生”」

「人は、しばしば、楽なほうに流れるものなのだ。」

「カーディガン伯爵七世~サンドウィッチ伯~」

「喫煙~車の排気ガスは、“乳幼児、子供、お年寄りなどの健康に悪影響を及ぼ”さないのだろうか。」