地震

地震

 今日も予定はなかった。世の中、ゴールデンウイークということで家族も非日常を楽しんでいる。なら、こっちもそうしよう。

 ついさっきまで、このブログのタイトルを非日常ということで考えていたが、この地域としては珍しく比較的大きな地震が発生した。震源地は隣県である。そこで、タイトルを地震に変更した。まあ、非日常であることには変わりない。

 天気はいいようなので、今日は朝食を作らず7時前に出かける。この時期の風は最高である。特に、日陰に吹く風は何ものにも代えがたいと思っている。

 少し遠回りして30分ほど歩いて、ファミレスのモーニングを頼む。メニューを見ていたら、タンパク質が多そうなので頼んだ。ドリンクバーは5回以上利用したと思う。

 窓際の席にすわり、外を眺めていると、風になびく街路樹に交じって行きかう人々が退屈させない。しかし、どこにでもいる高齢者の集団が現る。いわゆる常連さんなのだろう。大声でしゃべり出した。睨んでやった。少し前には自分も当事者であったのだ。赤ん坊の声も元気がいいが、朝からは閉口である。

 もっと、恐ろしいことが起きた。ご婦人の年齢読みはまったく当てにならないが、少なくとも自分より年下である。そのご婦人が、突然甲高い声で笑いだして歩いて行く。周りの方は、顔を向け合ってかかわりにならないようにしている。自分は、脳の病気の方だと思っていた。高齢者の大きなくしゃみの原因に羞恥心の欠如があるらしいが、甲高い笑い声で歩くご婦人もそうだろうか。度を過ぎている笑い方であった。

 まったく、久しぶりにゆっくりとした一日を楽しもうと考えていたが、今日も面白い一日になりそうだ。

 図書館に入る喫茶店は6月1日からと案内されていた。コーヒーはいくらかな?200円代なら常連になる予定である。このごろコーヒーは高くなっている。一人分10円~15円ほどであろう。それを、当店の水は○○の水を使用していますだの、当店ではコーヒーマスターの資格を持ったスタッフが淹れていますだの、お客様におくつろぎできるように、内装にはお金をかけておりますだの聞こえてくるが、それとコーヒー価格が高いこととは無関係であると考えている。まあ、少し相関があってもいいが、30倍もするのかと目を見張るこの頃である。100円代でも十分満足しているが、500円近いと二度と行くものかと思う。

 ありゃ、もうエゴノキに花が咲き出した。記憶は疎いが、初夏の花ではなかったか。

 帰宅後、昼食である。今日はラーメンの日である。今日から新登場した副菜がある。

自家製のワラビと自家製のメンマである。炊き込みご飯は、モウソウチクネマガリタケを混ぜた。

 メニューは、イカ焼きそばである。前回のタラコスパゲッティで使った残りが余っている。イカには隠し包丁を施したので、柔らかくなって食べやすかったね。

 昼食後は、全ての音源を断ち、昼寝である。

 もうそろそろ起きようとした時、スマホのアラームが鳴る。地震です、地震です、安全な場所に移動してください~などと喋っている。ああ、そうかと思ったとたんに、大きな揺れに見舞われる。そして長い。こんな地震は珍しいね。収まったら、実家の様子を見に行く。特に屋根瓦である。落下して人や物を巻き込むと厄介になる。

 震源地の隣県で震度6と出ている。これは大きいね。おそらく、これから被害状況が徐々に明らかになるのであろう。

 夕方近く、セカンドオフィスへ向かう。今日はコーヒーを飲んでいない。しばらくして、お孫さんを連れた高齢者の男性が近くに座った。少しうるさいなあと思っていると、突然「ぜんちゃん!」と声が掛かった。よく見ると、中学時代の同級生であった。

■「70歳からの価齢なる人生の楽しみ方」(ナポレオンズボナ植木著、イースト・プレス、2022年)を読む。(その2)

「つまり普段の生活では絶対しない動きをしたり、刺激を“指先”に与えたりする~」

「価齢なる自分は昔ほど賢くない、そして物忘れをするんだ」

「いつ死ぬかわからないから使ってしまえ」

「とにかくお金は、生活費以外は基本、自分自身を磨くために使いましょう。」

箱根山 カゴに乗る人 かつぐ人 そのまたわらじを作る人 捨てたわらじを拾う人」

「つまり人間は考える能力を持っているからこそ、騙されるのです。」

「人間にはある意味おごりがあります。」

「人間は実は不完全なもので、もろく弱いものだ」

「騙されるというのは、実は“快感”だということを認識してほしいのです。」

「この“快感”と“欲望”が騙される要因の2大要素といっていいのです。」

「ネット上での論争は、大いなる時間の損失に他ならないのです。」

「あの五木寛之さんも“思い出は大事な資産”とおっしゃっています。」

「人生とは面倒なことの連続で成り立っている」

「~仕事がうまくいっている人に近づくのです。」

「まず朝、目が覚めること、これ幸せ。永眠しなかったのだから。」

「よし、頑張るか!テキトーに」

「人生とは些細な希望の連続で成り立っている」