■アンダー
昨日は盛りだくさんの予定であったが、もう一件忘れていた。森林インストラクターのオンライン研修であった。これは、夜に開催される。今回は、らんまんにちなんで牧野植物園の方が講師であった。撮影にも関わっておられ、裏話なども聞け、大変面白かった。満員御礼の参加者であったようだ。
今日は、出前講座の原稿作成が第一優先であった。朝は、少しだるさを感じるので家人に送ってもらう。その後、登山専門店でアンダーを購入することで計画していた。
駅前のセカンドオフィスに来て、コーヒー一杯で原稿作成に取りかかる。なかなか時間がかかりそうだ。まあ、今日は素材集めで終わろう。
とたん、林業カレッジから電話が入る。既に開催日が決まっている日に、別の団体から森の寺子屋の申請が来ているがどうするかという話であった。内容を確認してみると、申請先は富山一区で自分の担当であるが、実施場所が滑川なので、新川地区である。会長に連絡し確認をとった。やれやれ。
集中力が切れたので、店を出て登山専門店へ出かける。途中、百均で寺子屋に必要なモノを購入する。
今日は開いていた。何を買うかが明確なので直行で売り場へ向かう。しかし、種類が多い。値段もピンキリである。こういう場合は、一番高いのを買うことにしている。自分のような高齢者登山は、装備によって命を守ってもらうという意味が多いので、高機能品が必要である。
その後は、徒歩で図書館へ向かう。家人の本を返却する。そのまま、歩いて帰ろうかとも考えたが、なんとなくだるかったので、バスにした。バスを降りてスーパーで買い出しをし、帰宅する。
今日は、変な昼食を作ることにした。テレビで紹介していた料理である。なんと、焼きそばの上に麻婆豆腐をかけるのである。早速、挑戦してみたが、手間がかかる割には驚くような感動は無かった。今回は、麻婆のルーは市販品を使い、焼きそばのソースも専用のソースであるので、味付けに問題はない。
まあ、リピートはないねえ。麻婆豆腐は2人前作れたので半分は次回使う。これで、ミートソース3回分もあるので、4回は作らなくても良くなった。
今日のFM放送は良かったね。聞きながら作っていた。食べてからはお決まりの昼寝である。今の時期は扇風機を足下に置いて眠るのが気持ちいい。しかし、今日は気温が低かったのだろうか寒さで目が覚めた。
起きたタイミングで家人を迎えに行く前にセカンドオフィスに来ている。
■「読んで旅する。」(伊集院 静著、小学館、2022年)を読む。
「良い医師に逢うのは人生の好運」
「質の良い絵画の鑑賞は、上質の小説を読むことと似ている」
「~学歴偏重主義ではない社会も好きだ。」
「男子が食べ物についてとやかく口にするものではない」
「普段、そこに当たり前のようにあるものが、突然、なくなると人間はそこで初めて有難味を痛感する。」
「私の目の前にいるのは狂人だったーー」
「世の中は平和が続くと、必ずファシズムが台頭して来る。」
「熱が出たり、体調がおかしくなると部屋を暗くしてひたすら横になり快復を待つ。」
「人は違った場所に身を置いただけで、それまでとは違う自分を見つけたり、忘れていた自分らしさを取り戻せるのかもしれない。」
「奇妙なことだが、海外を旅していると遠い記憶がよみがえることが多い。」
「旅は独りで歩くことである。」
「自由業というのは行きたい時に散歩ができていいな~」
「人の何倍も練習することは、正直、他のプロも実行している。」
「考えて考え抜いて練習して、練習をやり抜いて、ようやく何かが出るのが、私たちの人生であり~」
「ところが少しずつ体力の貯金は目減りする。」
「ゴルフをおやりなさい。十年は長生きします」
「辛苦、辛酸だけが人間を育てる」
「“恐怖”をコントロールできれば生き物は普段の何倍もの能力、つまり潜在している力を出すことができるんだ。」
「そうして三時間以上、美術鑑賞をするものではないと書いてあった。」
「私は本来創作とはこうした無名性の中にあるのではないかと思います。」