走馬灯38

 ■走馬灯38

 ぜんちの人生は幸せでした。

■「死の壁」(養老孟司著、新潮社、2004年)を読む。(その1)

「~身体を動かすことで必ずその人は変わってきます。」

「人生の問題に正解はない」

「人生の最終回答は“死ぬこと”だということです。」

「システムというのは非常に高度な仕組みになっている一方で、要領よくやれば、きわめて簡単に壊したり、殺したりすることが出来るのです。」

「人間を自然として考えてみる。」

「“他人ならば壊してもいい”と身勝手な勘違いをする人は、どこかで自分が自然というシステムの一部とは別物である、と考えているのです。」

「人は自分のことを死なないと勘違いするようになりました。」

「本来、人間は日々変化するものです。」

「近代化とは、人間が自分を不変の存在、すなわち情報であると勘違いしたことでもあるのです。それ以来、実は人間は“死ねない”存在になってきました。」

「もともとギムナジウムという言葉は“裸”を意味していたのです。」

「海岸に死体を埋めると骨が溶けずに残る~」

「通常の関東ローム層は酸性土壌だから、骨が溶けてしまう。」