■走馬灯24
ぜんちの人生は幸せでした。
■「人生案内」(五木寛之著、角川文庫、2000年)を読む。(その4)
「自己責任というのは、自分の体、経済、職業、人生観、政治観、あるいは心のやすらぎ、そういうことを全部ひっくるめて自分で考えなければ、他人を頼りにしてはやっていけない時代に入ったな~」
「人間の善意なんて通用しない世の中なのだ。」
「克己だ。おのれに克たなければならない。」
「~人間というのは不平等に生まれてくる。」
「逆境で落胆せず、成功したとき傲慢にならず」
「~世の中というのはあんまりなものなのです。そんなに平等でもないし、楽しくも明るくもないし、希望に満ちているものでも幸福なものでもなんでもない。」
「プラス思考~ものごとの明るいところだけ見つめていても、本当の人生の喜びというのは絶対に訪れてこない。」
「~人間はひとりで老いていき、そして死んでいく存在なのである、この人生は束の間である。」
「自分にも期待してはいけない。」
「暗いことは悪であり、悲しむことは弱いことであり、弱いことは負けることであり、負けることは社会から脱落していくことである。」
「~もう立ち上がる気力もない、だれが見ても起き上がる力もない、という局面にあるとき、あえて“がんばれ”とは言わないと思います。」
「すべてのものが専門化して、小さくなっていった。」
「~要するに死が軽いということは、また、生きていることが軽いということなんですよ。」
「宿命は変化しないけれど運命はどこで変化するかわからないから」