走馬灯54

■走馬灯54

 ぜんちの人生は幸せでした。

■「あの世 この世」(瀬戸内寂聴玄侑宗久著、新潮文庫、2020年)を読む。(その1)

「陽の基本的性格は“動きまわること”。」

「それからお金持ちほどケチで、貧しい人ほど布施の心がある~」

「人が死んだらエネルギーになる」

「この宇宙の中のエネルギーの総量は一定だ」

「“そろそろお迎えが来たやろう”って訊かれても、“そろそろですね”って言えないんです。」

「~長生きするということは真実寂しいものですよ。」

「深い瞑想の中で体験できる以上のことは死によっても体験しない。」

「それで私は、歩くということをとても信じるようになったんです。」

「ただ、密教というのはお釈迦さまが否定したものなんですよ。」

「信仰というのはすごいものだな」

「本当に意識がなくなるぐらい、ぼーっとするまでに自分の体を痛めつける行というのは、とてもいいものですよ。」

「~やっぱり坐禅がきついです。」