走馬灯66

■走馬灯66

 ぜんちの人生は幸せでした。

■「生きることば」(瀬戸内寂聴著、光文社、2001年)を読む。(その1)

「あんまりつまらないし、辛いからいっそ死んでしまおうと思っても、定命の尽きていないうちは、死ねないのです。」

「人間は生まれた時からひとりで生まれ、死ぬ時もひとりで死んでゆきます。」

「人間は幸せになるために、この世に生まれてきたのです。」

「一瞬一瞬に心をこめて、真剣に悔いのないよう生きていくしかないのです。」

「~人生の分かれ道に立ったとき、必ず危険なほうを選んできたということです。」

「生きるとは、人に出遭い、やがて別れていくこと。」

「死にたくないとうろたえて泣く人間臭さを、だれに恥ずかしがる必要もありません。」

「自己の孤独にどっぷりつかり、浮かび上がった人間にしか、真の人間的やさしさは生まれません。」

「つらい目に遭ったり、悲しい目に遭ったりしたら、遠慮なく泣けばよいのです。」

「どんな辛い病気をしても死ぬ瞬間まで努力して下さい。」

「人間は不完全なものです。」

「医者に見放された患者が、信心して健康になった例もあります。」

「何も努力しないで、ただお扶け下さい、何かを与えて下さいと祈るのは、人間の甘えです。」

「人を怨む心ほど辛いものはありませんものねえ」

「ボケるというのは、仏様になることです。」

エイズは奢りきった人類、退廃しきった地球への神の警鐘であり、怒りのしるしであったかもしれません。」

「生きることは、働くこと。」

「幸せとは、循環なのです。」

「元気という病気なんです」

「書くためには読まなければならないし、見なければならないし、考えなければならない。」