夜明のコーヒー

「白山に登ろう」(柚本寿二著、北国新聞社、2010年)を読む。
 来年は白山に登る計画を立てており、その下調べのため読んだ。白山は富士山、立山と並んで三霊山であり、最近この3山で新しい動きが起こっている。この本は豪華な作りで写真が大きく、分かりやすい。
 立山といっしょで、白山という山はない。御前峰(ごぜんがみね)、剣ケ峰(けんがみね)、大汝峰(おおなんじみね)の3ピークの総称とのこと。室堂や弥陀ヶ原という地名もあり立山と間違えそうになる。立山では富士ノ折立には登山道がないのと同じく、剣ケ峰にも登山道がない。これから時間をかけて調べることになる。
 だいたいのコースを決めた。初日は別当出会から砂防新道経由で室堂センター(宿泊場所)で受け付け後、3つのピークを踏みお池巡りをして宿泊する。
 二日目は同じ道だと芸がないので、白山禅定道を通って市ノ瀬に着き、白山温泉である。
 自家用車の場合は、市ノ瀬に駐車し、別当出会までバスでいくことになろうか。
 これから細かい確認作業になる。この作業がまた楽しい。
 親切な本ではあるが、地図上に所要時間が書いてない。エスケープルートなどを検討する時に時間が読めない。

夜明のコーヒー
 珍しく朝の6時にエントリーしている。本日の予定は終了いたしました。
朝4時起床。4時半に家を出て富山駅方面に向かう。絶好の好天である。
朝食に吉野家で大盛りを食べる。5:44分発の急行立山に乗ろうとしたら
アルペンルートは天狗平付近が不通で復旧は午前中いっぱいとのことでした。
待合室には数人お互い恨めしそうな顔をしながら無言で待っていました。
中には昨日から泊りがけで待っているご夫婦もいらっしゃるとか。脱帽である。
 ここで考えた、扇沢ルートが頭をよぎった糸魚川までJRで行き大糸線
行けば10時ごろまでには付ける。しかし、今日は高気圧が張り出しており
最高の天気になりそうである。ということは、午後になると雪崩る可能性が
大きくなるということで、きっぱり中止をした。まだ、暗い中をとぼとぼと
家路についた。まもなく、どんよりと薄明かりが正面を照らす。「♪よ〜
あ〜けのう〜た〜よ〜」とやけくそ気味見うたい。部屋で熱いコーヒーを
飲んだ。今日は読書日よりだなあ。トホホ。