お好み焼き

■「パパも大学院へ」(岩橋浩文著、星雲社、2000年)を読む。
 この本は今の自分の立場にぴったりであった。研究計画書は2年間で終わる内容でなくてもいいということに勇気づけられた。著者は、高卒で通信教育で大学を卒業され、県庁に就職し、大学院へと進まれた。その入る時の苦労、入ってからの様子、博士課程への挑戦、卒業してからの活動、職場での応用と思うままの人生になったようである。最後に研究活動をライフワークに学会に論文を投稿したり、いろいろな媒体での活動をするようになったとのこと。学歴コンプレックスも無くなり、仕事も充実してきたとのこと。
 まったく、羨ましい限りである。通信制の大学から県内の国立大学院という道筋は候補の中に入れておこう。しかし、テーマがふらついているようではダメである。また、英語を再び学びなおさなければならないことも憂欝である。定年後からでも十分間に合うのではないかというのが、今のところの結論である。

お好み焼
 朝、職場で腰をひねり、その影響かどうかはわからないけれども、午後から頭痛がひどく早退したいほどであった。帰り道は冷たく、明日からは雪になるようだ。こんな日は、体を温めて行きたい。東京に住んでいた頃には、帰りに屋台やガード下の飲み屋に入り2000円ほどでくつろいでいたものだ。もちろん夕飯と兼用である。お金がない時はラーメン屋さんでビールを頼んでいた。あまりに頻繁に行くものだから、たまにラーメンのスープで作った卵スープをサービスしてくれたこともあった。二子玉川高島屋ショッピングセンター脇のラーメン屋さんであった。通称、ニコタマと呼んでいた。そんなことを考えながら帰路についていたが、職場のT君の2軒隣に『あか○ふ』というお好み焼きやさんが出来たことを思い出した。店は数人がけのカウンターと入口に近い端にテーブルが2脚でゆったりとしたコンセプトであった。小上がりもある。その気になればもう3脚ほどテーブルがおけるのにと思った。お好み焼きのミックスを食べたが、心がこもっており、美味であった。今日のお勧めが印刷してあったのには閉口したが、まあどうということはない。これからも贔屓にしたい。