検診

■検診

 今日も天気がいい。いつもなら、家人を職場まで送って行くところであるが、清々しいので自転車で通勤するという。今日の予定は医者に行くことである。毎月診てもらっていたが、最近2ヶ月ごとになった。

 毎年この時期になると、いろんなところから検診の案内が届く。がん検診もある。中には受診券が同封されている。集団検診は医療機関受診の半額程度に価格設定されている。自分は定期的に医療機関を受診しているので、値段は高いが、対応可能な検診は医療機関で実施している。今回もそうした。・・・つもりであった。

 頭の中には、小学校へ出向き検診車に入った記憶が鮮明に残っている。そして、スマホから予約を入れていた。

 ところが、医療機関にかかっているにも関わらず、なぜ集団検診の予約を入れるのかとたしなめられた。聞けば、異の透視以外は対応可能ということであった。自分の記憶違いであったようだ。来年からは、まず医療機関を受診してから集団検診にすることにした。

 検診では血液検査をするので、オプションの検査も有料で頼んだら、諭吉さんが消えていった。親知らずを抜くことの了解は取り付けた。

 血液検査をする日は、朝食抜きである。そこで最寄りのセカンドオフィスに向かう。ここは遠いのでめったに来ない。マックドに到着する。これには、些細な理由があった。新しくネーミングを変えた‘’ニコタマ‘’を食するためだ。確か、今日迄の筈だ。大昔、東京で働いていたことがある。この時住んでいたアパートが二子玉川園であった。当時から、二子玉川園のことをニコタマと呼んでいたので、バーガーをほおばりながら、夢と希望に満ちあふれていた頃のことと懐かしむ。

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 この店にも新聞が置いてあったが、地方新聞がなかったので、スマホで見る。‘’字が小さ過ぎて読めない!‘’。地方欄に先日の災害研修の記事が載っていたが、自分の写真はなかった。今年は3回も新聞に顔が載っている。

 平日は空いていて過ごしやすい。‘’閑けさや岩にしみいる蝉の声‘’ならず‘’痩せなさい腹にしみいる医者の声‘’を地でいっている。

    コンセント付きはカウンターだけなので、テーブル横にあろうはずのコンセントを探していたら、何かお探しですかと声を掛けられた。目は不審者を見るようであった。コンセントが近くにあるテーブルを探していると応えたら、

安心したような顔になって、ありませんと言われた。カウンターだと背もたれがないので、うとうとできないのである。

■「失敗屋ファーザー」(樋口卓治著、講談社、2013年)を読む。

「~欠点はその責任感です。」

「尊敬する人に自分のいいところを見つけてもらえると、人は成長するんです。」

「自信を持って、謙虚に取り組む~」

「無駄なことに本気で取り組ままないことが無駄なんだよ。」

「人生で寄り道をしないことの方が寄り道だ」

「仕事が単なる作業に変わってしまった」

「みんな机に向かい黙々と失敗作を考えている。」

「認めるって漢字には、忍という字が入っています。」

「空腹は内臓脂肪が燃えている証拠なんです」

「親父は我が家で子供の帰りを待っているもんだ。」

「若い頃、夢を老い過ぎた結果、こんな生活をしている」

クラリネット~リード~材料は葦~」

「全ての人に助けられて自分は生きている~」