電子ブック

■「蟹工船」(小林多喜二著、青空文庫、1929年)を読む。
 本が切れた時のために青空文庫を読むことにしていた。メモ帳に展開されたが、右端
で折り返すという指定をするとスクロールせずに読むことができた。しかし、横書きで読みにくい、慣れの問題なのか。自分は電子書籍という類には近づかないと思う。この本は昨年話題になってあらあら内容は知っていたがやはり原作は読んでおかなければならないという一種も脅迫感から読むことにした。

■電子ブック
 青空文庫というネット上で無料で読める本のサイトを利用している。といっても読んだのは数点だけだが・・・。本が切れた時のイライラ解消用にしている。
しかし、何度読んでも集中できない。本から発せられるオーラのような、著者の叫びというのを感じることができない。自分は、電子ブックの世界には行かない人間であることをはっきり自覚した。