2部構成

■第1部 二上山
 サークルの「二上山散策(城光寺の滝コース)」の企画に参加させてもらった。先週の牛岳もそうであったように、この季節の里山はいい。新緑と風が最高であった。天気は曇りで暑くなく、ゆっくり歩きたいところだが足がせいだ。
 この記録は「ぜんちのへや」→「トレッキングと街歩き」→「2011年5月28日 二上山(城光寺の滝コース)」にUPします。今日は、時間がないので29日にUPする予定です。

■第2部 失意のどん底
 二上山散策は無事11時半ごろ終了した。自分の予定は兼ねてより狙っていた付け麺「まるかん」で昼食を採り、そのまま伏木の方まで歩き、万葉線高岡駅まで行き、JRで金沢のモンベル直営店でズボンを買う予定であった。しかし。
 皆さんと別れて、今降りて来たばかりの道を再度登った。万葉ラインの舗装道路まで出れば、道なりである。右、右と言い聞かせていた。途中、キャンプ場への道に突き当たる、そこは右に折れた。そのままで舗装道路である。歌を歌っていたからだろうか、左に曲がってしまった。
 しかも、城山でやっと気が付くありさまである。これは、きっと病気だろうと思う。家に帰ってから家人に話すと山やめられと適切なお言葉をいただいた。ん〜ん。
 そのまま氷見まで出てしまった。しかし、これがこれから始まるアクシデントに序章であることは気が付いていなかった。気を取り直し、路線バスで高岡駅に向かう。「あ〜ぁ、付け麺食べたかったなぁ」と思いながら金沢駅に着く。
 モンベルの直営店が駅の近くにある。会社のメンバーで山行きが予定されているので、新調することにした。今のズボンも高かった(1万円以上)が穴が数か所開いている。無理なやぶ漕ぎの結果であり、勲章みたいなものだが、いっしょに同行する人が不快な思いをされると困る。ズボン(1万3千円)、キャップ帽子、カラビナを持ってレジに行く。
 財布の中には1万円札が2枚と数千円入っているはずであった。ここ数年、財布の中を見ないよう(見る必要が無い生活スタイル)になっているので、2週間前の記憶だ。支払う段になって、1万円札が1枚しかないことが分かり、「あれツ!落としたかなあ。」と絶対落ちる訳がないファスナー付きであるが、とぼけて、ズボンしか買えなかった。
 残り2千円しかない。二上山の付け麺の仇を金沢で晴らそうと、「渕2号」さんの紹介の「ふうたん」に行こうとする。ここも付け麺で30人位の行列が出来ているらしい。しかし、バス代を払ってラーメンを食べると、帰れないことが判明した。ここは歩くしかない。
 いい加減にしか確認してなかったがR157号線→22号線と分かりやすかったので、1時間ほどで着いた。
 が、が。「売り切れごめん」の看板。夜の部があるという噂もあり18時まで待ったが、シャッターになった。ここで、よく考えると朝、高岡駅でソバを食べて以来、18時まで何も食べていないことがわかった。
 歩行距離は計算していないが、時間にすると7時間以上歩いていることになる。さすがに、シャリバテになって、眼がかすんで来た。喉も乾いた。安いラーメン屋さんでラーメンを食べたので、200円ほど余裕が出来た。
 とぼとぼと夜の帳が降りる、有松、泉、片町、香林坊、武蔵が辻と歩きとおした。バス代が出ない。富山駅に着くと家まで200円である。
 大金を何に使ったか思い出せなかったが、富山駅でやっと分かった。ZARDのDVDを4巻買ったのが効いていた。
 結局、交通費2000円を使って金沢の街をほっつき歩いていただけの第2部でした。帰宅は22時少し前でした。