卯辰山

卯辰山

 今日は干支登山である。今年はうさぎ年なので、この名前にちなんだ山へ登ることにできるだけ挑戦している。「卯」の字が付く卯辰山は石川県の山である。積雪期なので慎重に下調べをした結果、金沢駅から歩いて登るケースを知ることになる。くさのさんに相談すると、それも面白いんじゃないのということで決まった。

 金沢駅である。寒かったので地下で撮った。

 朝食が早かったので、少し食べて行こうと蕎麦屋さんを目指して駅構内へ向かう。自分はエスカレーターを何の躊躇もなく使用したが、くさのさんは、階段であった。

 自分は暖かい蕎麦を頼んだ。

 くさのさんは、うどんのようだ。暖まったね。

 ここから山へ向かって歩き始める。どうせなら近道がいいと、駅の案内所で説明していただき出発である。

 このモニュメントは撮っておきたい。

 示されたまま歩くと、登山専門店があった。

 もう少し歩くと、有名な市場があったので、少し入る。

 まだ、早いのか閑散としているように見える。

 中の様子である。珍しいのもあったが、今は登山(?)の途中なので見るだけにした。

 確か、卯辰山の位置はひがし茶屋の後だと記憶しているので、左側に向かう。

 ありがたいことに地図があった。なるほど分かりやすい。この地図に従って歩く。

 なんか路地のような道である。旧道なのかも知れない。

 向こうに見えるのが卯辰山のようである。

 登山口の標識がないねえ。この入口にするか。

 標識も撮っておこう。

 ここから坂道になる。

 各名所は撮っておきたい。季節柄何もない。

 こっちも雑草ばかりのようだ。

 ここが見晴らしがいいので、三角点があるかもしれないと向かう。実は、この山の難しさは三角点がなかなか見つからないことではないか。この山容のように、丸く広範囲に広がっている山は、登山道に従って登れば自然に登頂できることにはならない。

 金沢の市街が一望できる。

 さらに上には案内板もあった。

 ここで、三角点の場所を確認すべく、くさのさんがGPSを駆使して探される。

 何とか見つかったが、だいぶ歩かなければならないようだ。こんな道を歩くのであった。

 また、名所があった。

 舗装道路から外れて、ここからさらに登る。

 なかなか傾斜があるねえ。

 階段を上ったが三角点は見当たらない。あちこちうろうろ探し回ってやっと見つけた。三角点である。

 ここで、集合写真を撮る。

 下山である。同じ道では面白くないので、別の道から行くことにした。

 雪も降ったり止んだりであったが、総じていい天気であった。

 車道歩きは危ないので遊歩道を歩く。

 道路は下がりっぱなしである。

 日陰には積雪が目立つね。

 なんと、川にカワアイサが居た。久しぶりに見たね。この鳥は、非常に用心深いので写真は撮れないと思ったが、この程度までなら大丈夫であった。

 雄、雌と並んで泳いでいる。

 さて、だいぶ遠回りになっているようだ。1時間以上歩いているが一向に市街地は見えてこない。やっと金沢駅の標識を捉えた。

 ここまで来ることが出来ればもう大丈夫であろう。

 登山の後は、昼食である。下山しながらくさのさんと打ち合わせしており、ギョウザ屋さんに決めた。車で直ぐであった。しかし、いつもの長い行列が見えない。中に入って受付すると、番号が遠い人は自家用車で待つシステムになっており、順番が近づくとスマホに連絡が入るという。長い間待ったね。しかし、地元では味わえない味なので頑張って待った。

 ホワイトギョウザ15個である。熱々なので、少しづつ食べるも、10個を過ぎるころから満腹感がやってくる。いや~、満足したね。

 帰宅途中で道の駅による。やった!詰め放題をやっていた。自分は写真の彼女の半分ぐらいしか詰められなかったが、スーパーで買うより安いので良しとする。

 市内へ戻って、いつもの喫茶店清算と打ち合わせをする。次回の山予定もあらかた決まった。

 今日もコーヒーが美味しかったね。

 歩数計を見ると23,000歩ほどになっている。そんなに負荷がかからないと考えていたが、結構効いている。くさのさんは、足に錘を付けながら歩いていることが分かった。

 さて、来年の干支登山はどこへ行こうかと打ち合わせしたが、くさのさん曰く、

卯辰山」とのこと。私はしばらく「・・・・」であった。