甘ったれるな! 中年

■甘ったれるな! 中年 
 今朝の新聞からの抜粋である。

「──じゃあ、日本人のサラリーマンが、不安だとか老後が心配だといっているのは…
 
 甘ったれるんじゃねえとも感じますね。世の中に寄りかかるんじゃねえと。その年齢になったらあんたが世の中を支えるんだろうといいたい。少子高齢化というけど、人口が1割減るなら、みんなが1割分余計に働けばいいだけのこと。日本で生きるのが不安ならブラジルでもベトナムでも行けばいい。
 (中略)
 都会で働く人が野山を歩き、土に触れる体験をする、つまり身体を使うことで自然に意識が変わっていく。会社以外の人生を生きることも、そこから糸口が見えるのではないですか。テレビでやっている「DASH村」はすごくいいモデルです。あんなふうに定期的に里山に行くべきですよ。」

 中年とは何歳を指しているのだろうか。自分は高年であるので関係は無い。しかし、センセーショナルなタイトルを付けた割には、この先生あまり世の中のことをご存じないんだなあ、と感じずにはいられなかった。こういう方がオピニオンリーダーとして発言されると影響が大きいのではないか。
 しかし、里山に行くべきですよには賛成であるが、本人は行っているのかな?