疲労

疲労
 毎週定例の雑事から解放されたのが10時30分ごろであった。天気は良くないが、小杉のウドン屋さんまで歩いてラーメンを食べに行こうと考えていた。3時間ほどか。
 何か違和感があったが、何事も一歩踏み出さないと何も始まらない。シューズの紐を強くして玄関を出る。
 ところが、小一時間ほど歩いたところで、猛烈に違和感を感じ、疲労を実感した。こんな時は、中止するに限る。トレーニングで長続きをするコツは無理をしないことである。しかし、もう昼になろうとしているが、宛てがない。このまま、交通機関で帰りたかったが、速度を緩めどこかで休息すれば持ちそうな按配である。静かで落ち着けてコーヒーのお代わりができるところがいい。この際、値段は二の次である。結局、少ないデータベースの中からホテルのランチにした。

 少し眠ったようだ。これから、講習会用の写真を撮りに行かなければならず、コンビニに向かう。やはり、バスで帰ろうとバス停に向かう。雨がひどくなったので、総曲輪のアーケードに入る。そのまま、中央通りの入り口に着くとバスで行く気持ちは無くなっていた。疲れた体には甘いものがいい。世の中、バレンタイン一色である。毎回、拒否宣言をしており、ここ数年もらったことがない。今年も無用でお願いする。と、いうことでチョコレートを舐めながら帰路に着くのもいいかと考えながら雨の中を歩く。
 甘味処の看板が見える。少し躊躇したが、恥ずかしがるような年齢ものあるまい。女性の中に変なおじさんの構図を考えていたが、男性客が一組いただけであった。あつあつのぜんざいを頼む。餅のつべつべ感と甘さを抑えた小豆の味が満足である。

 帰宅後3時間ほど昼寝をして、熱めの風呂に入る。