一流の変人

■創作

◎春の風憂いの心吹き流す    禅智

  気温が上がりまさに春本番といったところだ。今週から上着の下に着込んでいたベ
ストを脱いだ。
  この季節は別れの季節でもある。新しい年度を控えて何かと気ぜわしい。値上げも
ある。
  いろいろな悩みごとは尽きないけれど、春の風を浴びていたらやさしく吹く流してく
れる気がする。

■一流の変人
週間ダイヤモンドからの抜粋である。
「組織内で「変人」化しがちな一流を目指す個人と、「迷える管理職」化しがちな管理職の立場からそれぞれ考えてみましょう。
「自立×自律」度の高い社員は必ず摩擦を起こします。いろんなことに対して持論を声高に主張することになりますから、議長一任では収まりません。その結果、素晴らしいアイデアが生まれることも多いのですが、面倒くさいといえば面倒くさい人たちです。
自分のやりたいことを見つけ、自分なりのやり方を追求していく自律の世界で生きていきたいのであれば、言い方や振る舞いといった本質的でない要素で無用な摩擦を起こしてはいけません。無用な摩擦を排し、内容についての本質的な摩擦を起こすのです。本質的な摩擦を起こせる環境をつくり出すことは、一流を目指す個人の義務です。
もう十分にバレていると思いますが、私自身もまた組織のハミダシ者であり変人でした。そして、専門領域を深堀りしている人たちが大好きなこともあって、変人たちがもっと活用され、幸せになり、その結果として会社が大きく発展することを心から願っています。」