登山日和

■登山日和

◎なつかしき去年の風を感じ取る  禅智  
 朝、玄関を出ると何とも言えない雰囲気に包まれた。快晴の青空に微風が止むことがなく注いでいる。梅雨明けだ!とその時に思った。登山では梅雨明け10日は絶好の登山日和とされている。天気予報ではまだ梅雨明を報じてはいないが、体がそう感じる。
 今年は、毎週のように講習会があり山行きは一休みといったところだ。

■「人間らしくヘンテコでいい」(鎌田 實著、集英社、2014年)を読む。
「幸福のキ−ワードは、『ヘンテコでいい』だ。」
「誰の心の中にもケモノが棲んでいる。その隣では天使が微笑んでいる。」
「考えないことが全世界を廃墟にする。非人間的になったこの世界で、人間性という言葉を幻にさせないために、考えよう。思考することで、人間は強くなれる。」(ハンナ・アーレント
「本を読むだけではダメ、自分の頭で考え、感情を育てることが大切」(同)
「ヘンテコな人間は、簡単には洗脳されない。」
「海で溺れている人に『国籍は?』『宗教は?』なんて聞かないでしょう。すぐ飛び込んで助ける。」
永劫回帰」「世界は、何か目標に向かって動いているのではない。現在と同じ世界を何度も繰り返すと言う世界観を、彼は示していた。」(ニーチェ
「粗食に適応してはいけない。〜絶滅してしまった。」
「『肉を食べるな』という健康法があるが、大きな間違いである。」
「本やノートに書いてあることをどうして覚えておかなければならないんだ。」(アインシュタイン
「運動すると筋肉のミトコンドリアが増えます。」
「旅をすると〜〜新しいパワーがわいてくる。」
「どこかで線を引きながら『ほどほど』に生きる方法模索すべき」
ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)」
「支配したり服従しないで、それでいて何者かであり得る人間だけが、本当に幸福であり、偉大なのだ。」(ゲーテ