いい風

■いい風
◎暑い朝風に押されて出勤す    禅智
 角を曲がると強い風に押された。朝から気温が高く汗ばむ。こんな時に受ける風は本当にありがたい。なるべく汗をかかないように日陰を選んで歩くが、追い風のため知らず知らずのうちに足早になり、職場につくころには汗ばんでいる。
入口の手前でしばらく、乾かすために突っ立っていた。日陰で受ける今日の風は最高だ。

■「忘れえぬ声を聴く」(黒岩比佐子著、幻戯書房、2014年)を読む。
「人間ほど面白いものが他にあるだろうか」
「“平凡な人生”などないのだ」
「一週間の断食から始めて、三十五日間もの長期断食を実践し、その克明な記録〜」
「いくら口先だけでよいことを喋っても、心の醜さはどうしても隠せるものではない。」
「自国の文化的財宝が解らない人にとっては、国外のものなど解るあずはない」(タウト)
「自由に使える時間があれば、本を読んでいたい。」