秋晴

■秋晴
◎秋晴れに空なお高く風渡る    禅智
 秋らしい朝であった。昨晩も知らぬ間に眠ってしまい。5時過ぎに起きて、炊飯の準備と朝シャワーをする。出勤時刻、火照った体に朝の風が心地よい。見上げれば雲が高い。本格的な秋晴れになった。こういう日は、里山を散策しながら考えにふけってみたいものだ。
 郵便局にはもう年賀状の幟が立った。忘年会の企画も入って来た。今年の年末年始はどの山へ行こうかと考えているだけでも楽しい。御嶽山の登山計画書を破り捨てた。しばらくは登れないだろう。雪山は行けるだろうか。そんなことを考えている秋の夜長である。そして、また一つ歳を重ねる。

■「バテない体をつくる登山エクササイズ」(大森義彦監修、誠文堂新光社、2012年)を読む。
 歳相応の登山をしようと思っていたが、こういう本を見ると少しは試したくなる。自分の場合は、朝夕の徒歩通勤中にエクササイズを行うことであろう。いろいろ試行して見たい。やっぱり単に歩いているだけでは駄目と書かれてある。
「そっと着地することでかなり荷重を軽減できるようになります。」
「体力もまったく同じで、何歳になっても向上させることができます。」
「足元がザラザラしているところはベタ足で歩くと安定する。」
「傾斜がきついところではゆっくり歩き、傾斜がゆるいところでは早く歩くというのは、心拍数を一定に保つためです。」
「水分が排出されるときに筋肉中の電解質も一緒に排出されてしまうため、痙攣などが起こりやすくなる」
「バテないために、こうしたオーバーウエイトの改善をまず図ることも大切です。」
「登山のための最適なエクササイズ法とは、やはり登山をすることなのです。」
「平地でエクササイズをするときは傾斜に代わる負荷が必要です。速く歩くことで歩行の強度が上がり、エクササイズ効果が得られます。」
「速度は1000歩が8分30秒に設定する」
「スクワット ①両足を肩幅に開いて立ち、両手は胸の前で組む、②息を吸いながらゆっくり膝を曲げる。膝の角度は90度を目安に、③息を吐きながら、ゆっくり膝をのばしてくる。完全にのばしきらないうちに、2回目を行う。」