雲ほつれ

■雲ほつれ
◎歩くたび雲が解れて笑顔かな   禅智
 朝方まで雨が降っていたようだ。出勤時には道が濡れている。空一面雨雲が漂っていた。つい習慣で西の空を見るがやはり雨雲であった。しばらく歩いていると、頭の上の雨雲がほつれたようになって、小さな雲の塊に分かれる。その隙間から青空が顔を覗かせていた。天気予報は晴れであった。職場につくころには、青空が広くなっていた。
 午前中客先へ出向く用があったが、朝の曇などどこへいったものかと思うようないい天気になった。つい笑みがこぼれた。
 昼からは快晴に近い暖かな天候であった高気圧のおかげであろう。雲を蹴散らしてくれたようだ。
 しかし、11月である。帰宅時には手袋が必要であった。


■「そば打ち爺の夢だより」(そばDa迷人著、まつお出版、2013年)を読む。
 自分と感覚が似ているようで面白く、感動の連続であった。手紙でもだそうかと思っている。
「彼らの取った手段は、あろう事か格下げ辞令の孤独部屋行き人事。つまり、過去の実績評価や功績なんてみじんもなく、思いもよらぬ、ただただ強引な不要人物扱いされ、俗にいうリストラ手段の断行でした。」
「〜いわゆる・師匠がいません。本を読み、悩みを解決してきました。」
「不思議なもので、読み返していると、その度に、新鮮な部分が出てくるのです。」
「我流も、極めれば・・・・・・、いつか新流です。」
「有料広告をしない事、食に関する取材は、基本的に、断っている」
「自分が変われば、職場が変わる。職場が変われば、地域が変わる。地域が変われば、日本が変わる。日本が変われば、世界が変わる。」(元、松下政経塾 上甲塾頭)
「〜見えない所で、手を抜かず、誤魔化さない〜」
「体験してみないと〜伝わらない」
「師匠がないからこそ、誰にでも・何にでも学べるということです。」