徒然

■徒然
◎つれづれにパソコン向かい毒を吐く   禅智
 朝は絵にかいたような曇り空であった。図書館への返却のため最初の信号までは覚えていたが、何を考えていたのか、通り過ぎたところで気が付いた。往復の時間を考えると帰りに返却した方がよさそうだ。最近、集中力が途切れがちである。痴呆の始まりか、などと思う。職場の朝礼で標語を唱和しているが、看板の文字が見えにくくなって詰まってしまった。老眼も歳相応に進んでいるようだ。そのため、来週から読書は一時中断することにする。また、気が向いたら始めよう。
 今から医療費控除の確定申告の書類を作らなければならないが、いつになったら終わるのだろうか。昨年は入院したので少しは戻るだろうが、時給を考えれば合わないなあ。

■「太陽がもったいない」(山崎ナオコーラ著、筑摩書房、2014年)を読む。
 読みやすい本であった。植物のことでいろいろ教えてくれた。
「日光を浴びてセロトニンというものを体の中に作ると、鬱病予防になる」
「その安全というのは、現時点では、人体への影響が確認されていない、というだけだ」
「花をもらうと気分が高揚する」
「人間は生き続けるためだけに生きているのではない。ばかなことに金を使ってこそ人間だ。」
「競争に参加するのをできるだけ避ける」
「〜日本語のようなマイナー言語は消滅するという噂」
「サバイバルに負けた者が文学を作ってきた」
「私は毎日、散歩をする。」
「ネギって、切ったあとの根っこ部分を植えると、伸びるんだよ」
「私は今、金がない。」