■祝
 東京の子供の引越しは家人のみが行き自分の出番は無かった。これは、インターネットプロバイダを引越し後も継続すると1万円で引越しをやってくれるという驚くべきシステムにある。荷造りさえすれば、運んでくれる。今日は、帰りの日であったので5時半に迎えに行く。ついで組もあり3人帰って来た。
 職場の同僚の結婚式に呼んでいただいたので、電車で駅に向かう。テレビでは、お祭り騒ぎが続いている。人ごみの苦手な自分には耐えられるか?
 主な目的は、電鉄富山とあいの風鉄道へのルート確認である。下手すると時刻に間に合わない場合があるので、時刻を図りながら目的地に向かう。
 しかし、富山駅に入った時に、自分はどこの駅にいるんだろうと思った。昔の構内を撮影しておくべきだったと悔やんだが遅かった。
 フロアシャンデリアというのがあった。ガラスにめっきをしてあるようだ。すごい技術だと思う。何人も撮影していたので、まねっこする。

 披露宴が14時半からなので少しお腹に入れておいた方がいいと立ち食い蕎麦屋さんに行ったら、座席は満員で券売機前に行列ができている。どこもかしこも人だらけだ!中でも長蛇の列ができていたので確認すると入場券販売機前であった。
 駅構内はお祝いだらけであった。

 やはりこの人ごみは耐えられないと考え外へ出た。コンビニで軽く済ませ、送迎バスの出るホテルの中でコーヒーを飲みながら待つことにした。
 駅の全容は撮影しておこう。

 式場は郊外にあり、まるでお城のようだ。自分の場合と比較するとその進歩に驚いた。ちなみに、自分達が挙式した式場は葬儀場へ変容した。

 生きている間にこんなところへ来れてハッピーであった。準備ができたからと案内されて別の部屋へ向かうと、写真タイムということであった。待っている人には飲み物が振舞われる。私は、シャンパンを頼んだ。
 
 やはり若い人の式はいいもんだ。披露宴中どこかの国にいるような感じでボケーッとしていたかもしれない。料理のオンパレードである。






 感動しっぱなしの披露宴も終わり、自分は再び無料送迎バスで帰ることにする。雨が降っている。フト、北の方角を眺めると大きな虹が出ている。今日の祝いに花を添えるかのようだ。

 帰って引き出物を見て、またまた驚いた。新幹線かまぼこが入っている。確か、今日から発売のはずだが。こうした、気持ちに驚かされる。

 朝からサプライズばっかりの日であった。