送迎

■送迎

 寒い日であった。三寒四温の内の寒だろうと考えている。今日は、急に予定が入った。午前中に隣町まで家族の送迎である。全員免許を取ったので送迎は無いと考えていたが、たまにはこういう日があるようだ。

 出発時刻までセカンドオフィスで過ごす。帰宅時に公園を通って来たら、ボケが花を付けていた。

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 出発である。高岡はあまり得意ではないのでナビで向かう。到着後、2時間の待ちが発生する。そこで、マックドで過ごすことにした。

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 コーヒーは半分残して迎えの連絡が入る。

 帰宅後は、昼食である。今日は、蕎麦の日である。しかし、ご飯が残っているので、ご飯ものにする。その場合に、汁物もあった方がいいので、チャーハンとトマトラーメンにした。麺は少なめである。

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 トマトラーメンのスープはいろいろ試したが、これで決まりだろう。いわゆる醬油ラーメンのスープである。店のに比べて足元にも及ばないが、まかないとしてはこれで満足である。フキノトウの天ぷらも無くなったので、また採りに行かなければと考えている。これで、100円ほどだろう。

 15時になったので、第二部のセカンドオフィスへ向かう。いつもは午前中に入店しているが、午後からも静かでいい。

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■「ブランド」(吉田修一著、角川書店、2021年)を読む。(その2)

「この場合の“無知”とは、何かを知ろうとしないこと。何かを知らずとも恥ずかしさを感じないことだという。」

「~彼は“足りている”という、とても贅沢なものを持っている。」

「ブレーキ人生」

「人間というのは止まれるという確信があるからこそ、走り出せるのかもしれないな、と。」

「旅先で迎える朝ほど、清潔なものはないと思う。」

「何も知らないことが唯一の武器だったあの頃と~」

「無防備であることには勇気がいる。無防備でいられる場所を見つけるのは難しい。ただ無防備でなければ、真の自由は得られないのかもしれない。」

「花が美しいのは、水を吸い上げる努力と、懸命に日を浴びる生命力があるからだと~」

「視線を向けるとき、人は傲慢になる。」

「白という色は、原形を失わせる。」

「小説や詩というものは書き手と読み手の相互の孤独の産物である」