夏至

夏至
夏至の風遠い昔の物語    禅智
 今日は二十四節気夏至(げし)である。昼の時間が一番長い日である。金、土、日は毎日10時間以上眠っていたためか、少し体調がいい。これに、雨上りの朝がマッチしてすがすがしい気持ちになった。この感じは、小学校のころの夏休みのラジオ体操へ行っていたころの感じだ。あれから半世紀、長かったのか短かったのか分からないが、髪が白くなり、体中が病のデパートになり、日々気力が薄れて行く事実がある。
 道路は濡れていなかったが、東の空に厚い雲が漂っている。そのおかげで、太陽が隠れてくれて影が出来ない。そのため、この時期には歩かない西側を歩く。何かあるわけでもなかった。途中から太陽が顔を出し日差しがでてきたので、日蔭の東側に移る。いつもの場所にハトがいる。遠くから、カッコウの声が聞こえた。
 バードウォッチングは、カラス、すずめ、つばめ以外であれば撮ることにしている。




 ああ、今日は昼から胸がウイ!

 夕方は、E先輩とT先輩から飲みに誘われていた。理由は、「ぜんちが生きているうちに会っておきたいということ」であった。二人共中学時代からに付き合いである。ビールを4杯まで覚えている。いい出会いになった。遠方から来ていただきおまけにゴチになった。やはり、人間生きていくには他人の力なくしては生きられないのだろう。少し、元気になったようだ。締めはやはりラーメンであろう。