ハゲ山

■ハゲ山
 世の中GWである。働いていた時は山を歩いていた。そこで、まだ登っていない山を物色すると「ハゲ山」はまだであった。ここは、3通りの登山口がある。西種公民館から、大岩から、花の家からである。この内、花の家からは登ったことがないので、同行していただくYUJIさんに打診した。YUJIさんは、この道は初めてであるとのことであった。しかし、大岩からの縦走を希望された。そこで、大岩側から登り城ケ平山、ハゲ山を縦走し、中浅生まで戻って花の家へ寄り、林道で戻るコースになってしまった。フルコースである。
 駐車場は満杯で、しかたなく区画外の看板の前に駐車した。
 この緩やかな日差しと淡い緑の中をゆっくりと歩くことは、気持ちがいい。風が良かったね。
 さっそく、キビタキがやってきた。今日はさい先がいい。

 後から続いていた二人連れの方が鹿がいると後ろから叫んだ。カモシカが近くにいる。なかなかいい顔をしている。

 水場ではしっかり水を含み尾根道のベンチを目指す。ベンチで腰を掛けていると、ツツドリの声が近い。これは、撮らずに帰れないと登山を中止して、バードウォッチングタイムに切り替わった。近づいていると思っていたが、離れていたようだ。
 遠かったが何とか撮れた。カッコウ目はこちらで見れるのは4種いるが、図鑑で調べる必要がない。ジュウイチはジュウイチと鳴く。ホトトギスは、東京特許許可局と鳴く。カッコウカッコウと鳴く。ツツドリは、ポンポンと筒を叩いているように鳴く。
 ツツドリ(図鑑登録)

 途中、23会のDさんと出会う。よく会う。取立山でも会い、環水公園でも会っている。呉西の方の方だと思っていたが、大鷲山まではテリトリーということであった。しばらく、いっしょに歩くが、こっちは鳥を撮りながらなので先に行かれた。
 まず、城ケ平山登頂である。大日岳、剣岳、毛勝三山がきれいに見えて良かった。

 ここで、少し休息する。
 ハゲ山に向かう。途中の峠山までが登りである。
 後から戻る中浅生への分岐を通り、西種に下る分岐を通るとすぐである。
 変わった蝶か蛾を見つけたが、手元の図鑑に出ていない。

 ハゲ山登頂である。

 ここで大休憩である。どこかで、見たような人がいる。相手もそう思っていたらしいが、『ぜんちさんですよね。その腹で分かりました。』とのこと。昨年、解説活動を一緒にした方で、最近もセツブンソウを見に行くときに駐車場で会っている。上高地まで行くということであった。確か2月であったと思う。
 隣の家族連れとあいさつを交わし、ホームページを作っておられるというので、紹介し合った。
 「山のおもいで2」というタイトルである。素晴らしい内容である。(↓)
 http://www13.plala.or.jp/yamano_omoide2/
 中浅生の分岐まで戻って、花の家の登山口まで着いた。

 花の家で給水し、林道を歩く。
 オオルリ

 春の恵みとして、ワラビ(ここのは太い)を一つかみほど頂いた。
 駐車場に戻る途中にカワガラスでもいないかと覗いたら、キセキレイがいた。

 久しぶりにYUJIさんに同行していただいた。これからも都合が付く範囲で行こうとなった。