梅雨明け

■梅雨明け
◎梅雨明けにお湿りパラリ天の智慧    禅智
 天気予報は曇り後夜に雨と報じていた。しかし、西の空に雨雲があり、慌てて戻って傘を持つ。風が強く気持ちいい。太陽は雲に隠れたり顔を出したりと忙しなかった。
 ふと山の方を見ると異様な光景が目に飛び込む。あれはどの辺かなあ。もう山の名前も忘れてしまったようだ。一部が異様に反射している。写真は撮れたが白く見える。

 これは、太陽光が雪渓に当たりそれが反射していると考えているが、このこと自体すごい偶然である。そして少し歩くと角度が違うのか見えなくなった。昔読んだ黄金の国ジパングを思い出した。家の屋根が反射して外国の船の上からは金のように見えたのでそう思われたと書いてあった。
 職場に着くまで雨は大丈夫であったが、出社後パラッと雨が降って来た。今朝の新聞で梅雨明け宣言が出ていたばかりである。自然のお遊びか天の智慧なのか面白い。
 8時40分、「ウイさん」来たる。ああ、今日も朝から胸がウイ! 薬服用せず。
 11時00分、ズキンと大きな症状になったので、ロラゼパムを服用する。また、眠気との戦いが始まった。
 昨日の百日紅らしき木の葉と幹を撮る。


 どうやら、百日紅のようだ。

■「植物図鑑」(有川 浩著、幻冬舎、2013年)を読む。
 図書館が貸出禁止であったので、書店で買い求めた本である。この本、最高!である。道端の植物を食用にする話である。山菜ももちろんある。この主人公のように詳しければいいなあと憧れもある。まあ、植物図鑑を出版できたり、大学の先生になれるくらいの知識であったので、小説の世界とは言えハードルが高い。本当に、このような生活は理想である。さっそく、食用植物の図鑑を持って山へ入ったが、なかなか難しい。間違って死亡したという情報もあるので、覚悟がいる。定年後の生活の参考になって良かった。
 この本は返却の必要がないので、これと同じことをしてみようと今からそわそわしている。
「自分で間違わない自信のあるもの以外は手をだしたらダメ。」
「よほど特徴的な野草でない限り、一冊だけではなく三冊か図鑑を見比べたらいい」
「名前を教えてもらうと雑草が雑草でなくなる」