猫じゃらし

■猫じゃらし
◎ねこじゃらし首を垂れたれ朽ち果てる  禅智
 今日はハトの日なのか、電線にカラスが一羽もいない。代わりにハトが止まっている。一羽が電線から木に移ったので撮る。いつも”G線上のアリア”ではなかった電線上の鳥ばかりでは味気ない。

 空地を見ていると猫じゃらしが枯れている。ある人に言わせると除草剤の影響というが、自分の目には、精一杯生きてその務めを果たしたように見える。
 まるで自分のようだ! このまま朽ち果てるのが運命なら喜んで受け入れようと思っている。
 休耕田に黄色い花が咲いている。この時期珍しい(知らないだけ)と思い撮影し図鑑で調べるが、面倒で放棄してしまった。

■「文学」(日本文藝家協会編、講談社、2015年)を読む。
 女性の書き手が多かったようだ。そんな中で、女性が裸になる話が続き、驚いている。短編なのが良かった。
 皮が革となるのに大変時間がかかる。