海王バードパーク

■海王バードパーク
 最近、自家用車に乗る機会が多くなった。運転中はFM放送を聞いている。先日、ラジオから海王バードパークで探鳥会が開催されるという案内が放送されていた。
 朝家人を送ってから行ったため、ちょうど探鳥会の終わりの方であった。鳥は、カイツブリが3羽、アオサギが10羽以上とダイサギ1羽のみであった。
 アオサギを望遠鏡でみたが、あまりにも鮮明で少し怖かったね。
 続いて、講演会である。「神の鳥 ライチョウをまもる」と題して、ファミリーパークのY園長の話であった。カメラも2台来ていたので、座席は映らないようにとカメラの真横に陣取った。灯台下暗しの要領である。
 この先生は課長時代が長かったがそのころから動物園の顔であった。熊の話など聞いたことがあった。最初は静かに話されていたが、乗ってこられたのか、途中から力が入っていた。感動ものであった。
 この方の髪型を見ているとやはり動物園が似合う。最近、髪型をどうしようかと悩んでいる。散髪代金を節約するために、自分でカットできるキットもあるようであるが、長髪でもいいかな、などと考えている。(でも、たぶんやらないな!)
 乗鞍岳から採取した日本ライチョウの卵を上野動物園とファミリーパークで5個づつ取って来て、有精卵は全部孵化したが。上野動物園は5羽とも死んでしまい、ファミリーパークは3羽生きている。
 新聞などでは、上野と富山で競争していたように思っていたが、実は互いにデータをやり取りしながら一つのプロジェクトであったことを力説されていた。
 上野のライチョウが全部死んでしまった原因は、腸内細菌が関係しているようで、この辺の話は専門的でついて行けなかった。上野での飼育で、ある日ライチョウの体重が減った時期があって、上野では感染症かもしれないと、抗生物質を投与したそうだ。
 一方、富山でも同じことが起きた時に、富山では絶食させてから柔らかい食べ物から与えていったとのことであった。
 知っている人もいたが、全体で40名ほどでやや少ない感じがした。この話題はホットな話題で解説の参考になると思う。
 一つ失敗した。一応周りをぐるっと見回したが、その時にりんごの里からさんが来ていらっしゃるのに気が付かなかったということだ。手を振っておられたらしいが、自分が気づいていなかった。後からの電話で知った次第である。


■8時間
 今日家人は勤務であり。朝送って行く。なんでも富山大学と共同研究のようなことをやっていてそのデータ整理で最近遅くなっている。また、学会発表でもするのかと思うが、19時半で締まるので、少し早いが16時に家人の職場に到着してゆっくりしていた。19時、20時、21時と連絡も来ない。結局24時に出て来た。
 考えてみると車の中で8時間待っていたことになる。まあ、少し眠っていたが、ゆっくり考える時間を得られた。
 昔は、何を暇な!とか時間がもったいない!などと考えていた時もあったが、それは誤りであったようだ。ゆっくりといろいろ考える時間ほど大切な時はないと最近思っており、贅沢なひと時であった。