富山ブラック

富山ブラック
 ラーメンではなくコーヒーの話である。先日、総曲輪に焙煎コーヒー屋さんが開店した。ここの特徴は、生豆が何種類か並んでおり、焙煎したてを粉にして販売することである。市内にも焙煎店が増えているが、中で飲める喫茶店様式になっている店はあまり知らない。ここは、店中で飲むことができる。
 自分は、コーヒーについてはあまりうるさい方ではないが、それでもおいしいコーヒーを飲みたいとは思っている。これはラーメン屋さんの例であるが、気になった時点で入っておかないと何時の間にか看板が変わっていることがある。今回も、さっそく入店した。
 メインはコーヒー販売であるので、喫茶店のように椅子に座って頼むのではなく、最初にレジで注文してお金を払うやりかたである。そこで、席を勧められる。合席は当たり前のようである。

 メニューを見ると、本日のコーヒーがブレンドよりも高くなっている。これは面白い。振り返れば自分がコーヒーに開眼(?)したのは、東京の二子玉川に住んでいた時に近くのコーヒー専門店が日替わりでストレートコーヒーを数十円安く出していたのでそこからコーヒーを覚えた、と記憶している。ここには「富山ブラック」と面白い銘柄がある。これにしよう。失業者の身には少し高いが、たまには贅沢もいいだろう。

 器が気に入った。他の人のも見ていると全部器が異なっているようだ。これには気に入ったね。
 いつもの悪い(?)癖で、メーカーを見る。ニッコーはある理由で嫌いである。

 びっくり、ニナ・リッチ製であった。なにか、にわか・リッチになったようだ。
 肝心の味であるが、もう最高である。これがコーヒーだと思う。お金があれば毎週でも通いたいくらいである。自宅までの30分後まで口の中にコーヒーの味が残っていた。
 音楽もジャズがかかっており、ゆっくりと本が読める。でも、あまりに長居はできない。

■双眼鏡
 昨年買った双眼鏡が出てこないので、家人に頼んでいたら、2個くれた。自宅に前からあったらしい。なんと、野球観戦のために買った双眼鏡であった。贅沢は言っておられないので、さっそく持って出かけた。きれいに見える。県庁の杉の木の上に白い生物がいる。さっそく、双眼鏡で覗くと、大きなアオサギが3羽、毛繕いをしている。カメラよりも明瞭に見え動いているところもつぶさに分かるので写真よりも感動があった。残らないのが残念であるが・・・・・・。
 ムクドリ(図鑑更新)