家族旅行村

■家族旅行村
 今日は、山仲間との赤祖父山登山日であった。昨今の体調を考え大事を取って不参加にさせていただいた。今日は、いい天気で最高の登山日和であり良かったと思う。
 そんなわけで、小矢部の低山を歩こうと家人に行ったら、駄目出しであった。遠いので、また迎えに行かなくなることを煩わしいと思っているらしいことは分かった。
 今まで一回しかなかったはずだが・・・・。
 そこで、石動駅から歩く予定であったが仕方なく自家用車で向かい、帰りに温泉という計画を立てた。温泉の券はまだ4枚残っている。

 ここは、野鳥が濃いが、ホオジロ、カジラダカ、ヤマガラコゲラ、ウグイスであった。五位ダムの中に水鳥は居なかった。

 ロッジの駐車場に停めて、遊歩道を歩く。そんなに傾斜ではないのに、すぐに辛くなる。こんなことでは、もう山は登れないだろうなあ。
 キンキマメザクラがきれいに咲いていた。今が満開だろうか。

 ウグイスのホーホケキョが至る所で聞こえる。自分はまだ撮っていない。あまり、枝の先には止まらない鳥のようだ。今日こそはと、時間もあるのでじっくりと待った。
 少なくとも5m以内で鳴き声が聞こえる。でもやぶの中なのか見えない。双眼鏡を駆使しても見えない。すぐそこで聞こえる。最後の手段である。目をファインダーから離し、声のする方にカメラを向けて山勘でシャッターを押すことにした。これまで、半分以上写っていた。今回も写っていた。しかし、これはウグイスだろうか?もう少し鮮明なら図鑑登録したかったが惜しい一枚である。

 昼近くになったので、新湊の温泉に行く。今日は、スタンプカード7倍デーである。ジュース券をもらった。サウナにもゆっくり入り、2時間近く居たようだ。
 昼は節約でサラダとハムトーストを自宅で作って食べようとしたが、パン、ハム、チーズ、サラダで1,000円ほどかかってしまうので、ウドン屋さんに行くことにした。いつもは、カレーウドンしか食べてないが、周りの人の何割かがから揚げ定食を食べているので、それを頼んだ。付いてくるウドンは大盛りである。
 から揚げは、いままでで一番でなかろうか。サクサクですごいボリュームである。ウドンも麺を食べて残ったツユは無料の天かすを入れてさらえた。お腹はマンプクで大満足であった。

■「心は少年、体は老人」(池田清彦著、大和書房、2015年)を読む。
「戦争を支えるのは〜善意の人たちなのだ。」
「遺伝子診断をすればリスクが分かり、予防法が多少ともあれば、本人にとってはプラスだが、予防法がないものはリスクを知ったところでどうしようもない。」
「そもそも自覚症状がないのに健診に行くのはアホである。」
「早期発見・早期治療とは厚労省の利権と医者の金儲けのためのキャンペーンなのだ。」
アナフィラキシーショック
「昼飯など食わなくても人は死なねえよ。」
「浜の真砂は尽きるとも世にアホの種は尽きまじ」
「一万年前に、人類が農耕を始めるまではヒトも野生動物の一種に過ぎなかった。」
「〜日本のセミはすべて食える。」
「観光と自然保全は両立しない」
「CO2は確かに温室効果ガスの一種である。だからといって、その排出をコントロールしさえすれば、地球の気候変動をコントロールできると考えるのは愚かである。」
「文明の普及は人類の生残確率を確実に下げたことは間違いない。」
「イロハモミジの燃えるような赤や、イチョウの目もさめるような黄色に、もののあわれを感じるようになると、人生もそろそろお仕舞いなのかもしれない。」
「人間が情熱を傾けるのは解決可能な議題だけである。」(マルクス
「〜八十歳を過ぎて寝たきりになっている人を無理に生かし続けるのは病人に対して失礼である。〜心安らかに死ぬ権利がある。」
「アモク・・・他人を道連れの破滅衝動」
「〜近代化とは自活可能性を奪われていくプロセスのことだ。」
「歴史が我々に教える教訓はどんなに強固に見えるシステムもいずれ崩壊するという事実である。」
「〜一番効率がいい勉強方法は独学だと思う〜」
「デメリットばかりの2020年東京五輪
「たった五日間のカヌー競技のために三十二億円かけて、野鳥の貴重な生息地、葛西臨海公園を半分潰す計画には開いた口が塞がらない。」