失意の連続

■失意の連続
 今朝は雨が降っていた。恵みの雨であろう。こういう日は、図書館で図鑑の整理をすることにしていた。樹木は整理していない。これを、分類に加え、花、葉裏表、樹皮、冬芽・・・と横に並べ、下に特徴を書ければいいと考えて、張り切ってパソコンをキャリーバックに入れて出かけた。
 歩いて30分ほどであるが、パソコンが雨に濡れるのを防ぐために、バスで向かう。
 そして、開館時刻に到着したが、「蔵書点検のため休館」の立て看板でがっかり。
 そのまま、ブックポストに返却して再びバスで帰り、地元の図書館分館で3冊借りる。
 どうも、最近ついていないようだ。昨日に引き続いて失意の連続である。二度あることは三度あるというので、明日も静かにしていようと思う。

■「不良のススメ」(瀬戸内寂聴萩原健一著、角川学芸出版、2011年)を読む。
「一日一食なんです〜」
「毎朝、三時に起きて四時には歩きに出る。」
「お遍路〜一回目歩いて三十七日だった。一日だけ野宿した。野宿は悪いね。体がもたないからやめたほうがいいです。」
「〜道に品がある。」
「〜お遍路して思いましたけれど、歩くことは、やっぱり人間の原点なんですね。」
「〜八十八か所をずっと歩きっ放しで、エンドレスで回っているお爺さんがいました。」
「〜歩行禅という歩く禅の方がいい〜」
「自分を見るって結構、嫌なものじゃないですか。勇気いるじゃないですか。自分の欠点って大体分かりますからね。ところが、お遍路を歩いていると、それが毎日のように出て来るんです。」
「お遍路を歩いている間は、大体、朝四時に起きました。」
「〜活字に対する飢え〜」
「登り坂よりも、下り坂が人を大きくする。」